スタッフコラム一覧へ戻る



中京11RチャンピオンズC ◎クリソベリル ○チュウワウィザード ▲ゴールドドリーム △タイムフライヤー、クリンチャー、アナザートゥルース、モズアスコット ◎クリソベリル クリソベリルは昨年のチャンピオンズCでIDM79を記録。帝王賞とJBCクラシックでもオメガパフュームとチュウワウィザードに決定的な着差を付けています。 その実力は文句の付け所がなく、問題は「外枠」と「間隔」だとは皆が思うところでしょう。 説明するまでもなく、中京ダート1800mは内枠が有利。先行脚質のクリソベリルは道中外々を回ることを避けられず、そうなると、相対的にパフォーマンスを落とします。 今回のIDM予想値は80ポイント。これが75くらいに落ちる想定をしています。といっても75は十分すぎる値。確勝級とは言いませんが、複軸としてなら大丈夫です。 間隔について。クリソベリルは中4週での出走。これはこれまでのキャリアで最小のレース間隔となります。安定感抜群のグランアレグリアとクロノジェネシスが競走成績の中で唯一凡走したように、間隔をあけて使われてきたノーザンF系育成馬が、初めて間隔を詰めたタイミングは注意が必要です。 それでも、間隔を詰めたとはいえ、今回は中間にノーザンFしがらきへの短期放牧を挟めています。先の2頭とはその点で差があり、状態面は当馬の方が上。1か月以上の間隔があり、芝よりも連戦が効くダートなら問題ないでしょう。そもそも、チャンピオンズCはノーザンFや社台F系の放牧効果、育成方針が生きるレース。近3年の連対馬6頭は、テイエムジンソクを除いた5頭が社台グループ系です。この傾向からも短期放牧を挟んだクリソベリルを軽視する必要はないと判断しました。 ○チュウワウィザード この馬の実績も語る必要がなく、今年はクリソベリルとオメガパフューム以外に先着を許していません。昨年の4着はゴチャついて追い遅れた分なので、中京コースも問題なし。間隔の不安もなく、ノーザンF系の育成なのでレース傾向にも合致。買うべき人気馬です。 ▲ゴールドドリーム 中央のレースの放牧明けではこれまで【4410】。長く中央ダートを盛り上げてくれた当馬はとにかく放牧明けで走ってきました。IDMに印が入っていない馬名赤字馬なので、本来はあまり評価できないパターン。それでも、得意条件と思しきここでは高く評価します。



スタッフコラム一覧へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||