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中山11R・ステイヤーズステークス
◎05．アルバート
○02．シルヴァンシャー
△03．ポンデザール
△04．ボスジラ
△06．リッジマン
この3000m以上の距離は、下級条件で試すことができず、オープンクラスにしかない条件なので、そもそもスピードの足りない、スタミナしかない馬にとってはこのクラスに上がってくるまでが相当な狭き門。
本格的にステイヤー条件を得意とする馬が毎年供給される仕組みがなくなっているために、ステイヤー条件でトップレベルに立てる馬が一度現れると、数年続けて好走できてしまう、というのがこのステイヤーズS。
直線が短く、ラストでタフな坂があり、脚の使い方が難しいのも影響しています。
筋肉量と骨量が豊富で、鈍足であってもパワーを生かせるアルバートは、このレースでかつて３連覇を成し遂げたこともある古豪。しかし、この馬を昨年負かしたのは、同じ舞台で何度もやり合っていて、以前は負けていたモンドインテロだったというオチです。新鮮味は全く要らず、条件慣れしていること、食らいついた履歴があることが大事。
追い切りもしっかり動けていました。走りの精度も良かったと思います。昨年と同じ京都大賞典で一叩きしてからのローテーションで順調ならば、素直に中心視しても良いと考えています。
リッジマンはひとまず押さえ、メイショウテンゲンはこの条件不向きかと。
となれば、ある程度新味ある馬に期待したいところですが、股関節が大きく柔らかく動かせるので、2000m以下の距離では全くダメというシルヴァンシャーに期待したいところです。
この馬実際は京都コースがそもそも苦手では？と思えるような履歴ですし、長めの距離でさらに良さが出るタイプであろうとは見ています。
中京11R・浜松ステークス
◎13．ケイアイサクソニー
○02．クーファウェヌス
▲12．イーサンパンサー
△06．アンブロジオ
△05．ハーフバック
おそらくは絶好の馬場状態であろう中京芝の1200ｍフルゲート。
後方を回る馬ではおそらく無理であろう状況でしょうし、調子良いと言える馬があまりいないメンバーでのハンデ戦。かなり外の枠、あるいは後方になる馬でも厳しいであろう状況でしょう。
ここ数戦、内枠を引く運が良くて地力も高いであろうクーファウェヌスも良いのですが、変わり身を期待したいのがケイアイサクソニーとイーサンパンサー。
ケイアイサクソニーは、馬体はまともです。前走はだいぶ荒れ方の厳しい悪名高い５回東京芝。上手く脚を溜められなかったということでしょう。
本質的には1200ｍベターでもあり、揉まれず運べる枠なら。
イーサンパンサーは前走、開幕週で断然内有利だった状況で外を振られる競馬。決着時計が少し速く、上がりが速すぎたのも影響しました。
胴が短いタイプですし、実績的には1200ｍも大崩れしていません。距離を縮めて盛り返せるはずです。
阪神11R・チャレンジカップ
◎11．ブラヴァス
○07．レイパパレ
△05．ロードクエスト
△01．ヒンドゥタイムス
△09．サトノクロニクル
条件クラスからの格上挑戦が複数登場しているほどですし、大半がオープンクラスですら停滞しているメンバー。正直な所、重賞なのにメンバーのレベルはかなり低いと言えるでしょう。
人気上位に数えられるブラヴァスやレイパパレからすると事実上少頭数、３着争いが熾烈な争いになるレースではないかと思います。
ブラヴァスとレイパパレは、どちらを上にするかの議論はあると思いますが、仕上がりを見る限り評価を下げる必要は全くなし。
レイパパレは秋華賞に出すつもりのあった前走時の方が仕上がり良いかも、ですが。
その２頭の次点で期待したいのは、ロードクエストとサトノクロニクル。
追いきりの動きもまずまず良かったですし、ロードクエストは久々に斤量が56kgと減ったタイミングで、かなりの相手弱化。ある程度前で運べる相手関係ではないかと。
サトノクロニクルは、ここ２走馬体の良さを示している馬ですが、反応してくれず。今回はかつて勝ったことのある条件ですし、ブリンカー装着の効果があれば。
ヒンドゥタイムはちょっと脚元が良くなさそうなので、そこが改善していれば…。
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