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◎5番デアリングタクト ○2番アーモンドアイ ▲15番グローリーヴェイズ △6番コントレイル、1番カレンブーケドール 正直なところ、最終追切を見る限りは3頭とも力を十二分に出せると思えます。張り合えるのもグローリーヴェイズとカレンブーケドールくらいで堅い決着になりそうです。 しかし、アーモンドアイとコントレイルは、放牧効果で何とか状態を整えたとするのが正しい評価だと考えます。力は出せそうだが万全ではない。17年に当時の絶対王者キタサンブラックが3着に敗れたように、天皇賞秋で激しい競馬をした馬はパフォーマンスを落とすもの。そして、3000mもの距離を走り切った菊花賞組も、現代競馬では体力的に厳しいです。 一方のデアリングタクトは、オークスで好走している3歳牝馬。53キロが何よりの武器になるのは歴史が証明済みで、史上初となる無敗の三冠牝馬でもあります。秋華賞はタイム的には目立ちませんが、当馬はパドックでのシルエットやレース内容から、もう一段階良化する余地があるように映りました。 中間は宇治田原優駿ステーブルへ放牧に。秋2戦目で余力は十分で、前向きな気性ゆえ短期放牧後もプラス。上位人気3頭の中で最も状態が良いのはこの馬と判断し、◎評価としました。 ◎デアリングタクト オークス時の成績IDM73は破格の値で、オークスではアーモンドアイ(成績IDM71)よりも上という評価がされています。やや高く付けすぎのような気もしますが、ウインマリリンやウインマイティーら2着以下とは段違いのパフォーマンスだったのは間違いありません。 当馬は3冠で良馬場だったのがオークス時だけ。それがベストパフォーマンスなのであれば、素直に良馬場替わりをプラスにとるべきでしょう。 そして、杉山晴紀厩舎×宇治田原優駿S(芝)は中5〜9週のレンジが最も好成績であることも後押しします。



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