ｽﾀｯﾌｺﾗﾑ

★本日のメイン

東京12R
ジャパンカップ
◎05．デアリングタクト
○02．アーモンドアイ
▲15．グローリーヴェイズ
△06．コントレイル
×11．クレッシェンドラヴ
×10．パフォーマプロミス

追いきりの動きでひときわ目を惹いたのは、デアリングタクトの手先の軽さ。
コントレイルとアーモンドアイは当然人気となりますが、激戦後で間隔が短かったため、直前追いきりを加減しなければならなかったのかなと。その２頭に比べ、臨戦過程が良かった差が出ているのかもしれません。
ジャパンカップはそもそも３歳牝馬の53kgというのが単純に有利な傾向あり。
今の超荒れ馬場でどのようなルートを通って追い上げるのかは完全に賭けなので、枠順や騎手の経験・過去成績は評価の対象としにくいです。人気の２頭よりもひとまず、有利な立場で出走できたことを評価します。

もう一頭、抜群の動きを示していたのがグローリーヴェイズ。
週中の時点では心配が多かったです。これまで平坦京都コースへの出走ばかり積極的で、坂コースの克服は果たして可能なのか？と考えていましたが、追い切りが本当に良かった。
人気上位３頭と全く変わらないレベルの脚力を示していましたし、前脚をちゃんと掻き込む走りになっていました。2400mもむしろ合うバネがあります。
今シーズン絶好調で臨めていると思った方がいいでしょう。一角崩しの筆頭なら、真っ先にこの馬を選びます。
その他、パフォーマプロミスとクレッシェンドラヴは、相当動きのキレが出ているように見えました。
よっぽど当日の芝がおかしな荒れ方をしていて、ボロボロの内ルートを通ったもの勝ちになるなら、この２頭は拾いたいです。

阪神12Ｒ
京阪杯
◎03．レッドアンシェル
○09．リバティハイツ
▲10．フィアーノロマーノ
注08．ジョーカナチャン
△15．タイセイアベニール
△02番アンヴァル

内ラチ沿いが良い、という想定で行きます。
例年であれば京都連続開催の最後のレースですが、今年は阪神の４週目。コースも違えば、芝の荒れ具合も全然マシな部類。
特に阪神芝1200mは、京都の芝1200mよりも確実に内枠有利先行有利の傾向で、セントウルSほどでなくても、変則コーナーで外を振られる追い込み馬は期待薄。
雨などがあってよほどボロボロにならないと、ジョーカナチャンがある程度粘ってしまうものと考えたいです。

そして、ラチ沿い競馬が通用して、ある程度速い時計でまとめられるのなら、阪神でほぼ崩れたことがなくて、馬群を一切苦にしないレッドアンシェル有利。
馬群の外をだらだらと回る形が下手なタイプですが、上手いこと内枠を引きました。仕上がりも良好と思えるので、ここは実績通りの評価でも致し方なし。
リバティハイツは1200mに切り替えて一変。ピッチ走法ですし、３歳春はオークスに向かわず中距離路線をさっさと諦めていた馬。これぐらいのメンバーなら十分勝ち負けできるレベルにあるのでは？と見ます。追い切りも動いていました。
その他では、フィアーノロマーノが及第点の動きでした。阪神コースで崩れない強みを評価したいです。
マークが意外と甘く、競り掛けてくる馬もラブカンプーぐらいしかいなさそうなので、逃げるジョーカナチャンは押さえておくべきかと思います。

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