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東京12R ジャパンC(GI)
 日本に絞り、3歳牡馬でジャパンCを制した馬は、エルコンドルパサー、ジャングルポケット、ローズキングダムの3頭。ローズキングダムは繰り上がって1着となったので、先頭でゴールを駆け抜けた2頭の共通点は、古馬との対戦をそれまでに経験していたこと。エルコンドルパサーは毎日王冠、ジャングルポケットは札幌記念と、GIIの中でもハイレベルのメンバーが揃う厳しいレースを経験していた。ローテーションもゆったりしていたことも、好走の要因と考えて良いかもしれない。三冠を意識する上で、長丁場の菊花賞をぶっつけで使うことはなく、神戸新聞杯を叩いて挑むケースが多い中、コントレイルやそれまでの菊花賞組のように秋3走目と厳しいスケジュールを強いられる。

 しかし、古馬は天皇賞・秋や京都大賞典など、3歳牝馬は秋華賞から始動し、ジャパンCが秋2戦目で挑め、上昇度も見込める。その中で、体重が増えて内回りの厳しい条件の中、牝馬三冠を成し遂げたデアリングタクトが、最もゆとりのあるローテーションで、仕上げもしやすい過程を踏んでいる。成長力があり、斤量差もあり、スムーズに捌けなかったオークスでの好時計を考えれば、コントレイルを凌ぐパフォーマンスを見せる可能性は高い。加えて、アーモンドアイは詰めたローテーションでの成績が芳しくないだけに、デアリングタクトに最も魅力を感じる。

◎デアリングタクト
○グローリーヴェイズ
▲コントレイル
注アーモンドアイ

阪神12R 京阪杯(GIII)
 準オープンを勝ったばかりのカレンモエだが、血統背景から奥手の印象。大事に使われ、ようやく素質が開花してきた印象。阪神内回りなら時計勝負になり辛く、母と違って好位でレースを運べる器用さがある。抜きん出た馬がいない重賞メンバーなら、一気に突き進む可能性に懸ける。

◎カレンモエ
○レッドアンシェル
▲シヴァージ
注プリモシーン
△アンヴァル
△タイセイアベニール
△ロードアクア




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