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東京11R◎9アーモンドアイ○7クロノジェネシス▲4ダノンキングリー△6フィエールマン、8キセキ、10スカーレットカラー
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アーモンドアイの前走安田記念は、キャリアを通じて初めてとなる在厩調整でした。出遅れるアクシデントがあったにせよ、ヴィクトリアマイルで0秒7離したノームコアに差を詰められたのは間違いない事実。ヴィクトリアマイル(中20週)で見せた唸るような手応えは影を潜めました。
やはりこの馬は放牧明けでこそ。今回はノーザンファーム天栄(福島県天栄村)への放牧を挟んだ中20週。これは好メンバーを相手に、3馬身の差を付けて完勝した昨年の天皇賞秋と同じ臨戦過程です。
中10週以上では、ドバイターフ含めGT5勝を挙げる”放牧明けの女王”だけに、久しぶりのこの間隔をむしろ高く評価できます。追い切りの雰囲気からは衰えを微塵も感じさせません。軽い馬場なら素直に信頼。
クロノジェネシスもまた”放牧明けの女王”です。
唯一の在厩調整だったたエリザベス女王杯で5着に敗れただけで、放牧明けではすべて3着以内。
(重馬場に偏っているとはいえ)中8週以上では4戦4勝です。重馬場で「超」強いというだけで、軽い馬場でも「かなり」強い馬。馬体の成長とともにスピードが落ちたとも思っていないので、評価を落とすポイントが見つかりません。
ダノンキングリーはGTで結果が出ていないものの、放牧明けの関東場なら力を出せるはず。フィエールマンは適性云々ではなく、この間隔なら買い。キセキも中距離以下なら高いIDMで安定しています。
スカーレットカラーは府中牝馬Sの末脚を忘れられません。
圧倒的人気が予想される2頭を評価したので相手も絞りたいが、色々考えても結論が出ず。買い方に悩む印となった。




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