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【東京1R】
◎6.トーセンダニエル
○4.カイザーレヴァンテ

 ハイペースだったとはいえ古馬1勝クラスを上回る時計で走破したトーセンダニエル。東京での上がり対応が課題になるのは、土曜1Rを1倍台で負けたレッドウッドヒルと同じだが、ここはそれほどスピード上位と言える馬もいない組み合わせ。早めに動いてしまえばスタミナで圧倒できる。ダート替わり組としてはカイザーレヴァンテ。体はしっかりしているように映る。芝の上がり勝負で全く反応できていないのは、これまた土曜1Rを勝ったノットイェットと似たようなイメージ。


【東京2R】
◎1.ベネフィサンス

 シンプルに。待望の良馬場。


【東京7R】
◎9.アカノニジュウイチ
○6.マサノアッレーグラ
△8.アッタヴァンティ

 時計や上がりの対応力を見れば実質2強。距離短縮のアカノニジュウイチが勝ち負けになるだろう。マサノアッレーグラは勝ち切れないものの、得意条件の一つで時計上位。他にあまりスピードを見せている履歴の馬がほとんどいないメンバーなので、穴として芝キャリアの浅いアッタヴァンティを。小柄なのであまり馬場が速いと不安はあるが、明らかにダートよりは芝の方が良いだろう。


【東京11R】天皇賞(秋)
◎9.アーモンドアイ
○4.ダノンキングリー
▲7.クロノジェネシス
注6.フィエールマン
△11.ダノンプレミアム

 久々に雨の影響のない開催になり、いかにも東京らしく、速い上がりに対応できるタイプの好走が目立った土曜日。それならここはアーモンドアイが最有力だろう。マイルではグランアレグリアの方が強かったが、この距離なら大きな心配はない。安田記念も間隔を空けながら使われているアーモンドアイにとって、中2週は異例とも言える程の詰まったローテが影響したと思われるようなレース内容だったことを思えば、休み明けで挑む今回はきちんと走れるタイミングのはずだ。
 能力的に対抗できるとすればクロノジェネシスになるが、気掛かりなのは3歳後半からの適性の変化。3歳前半まではキレ型という印象だったが、スローのエリザベス女王杯で伸び切れず、スタミナ戦となった宝塚記念や京都記念での強いパフォーマンスからは、以前ほど速い上がりへの対応力は無いのでは?と勘繰ってしまう。それでも大阪杯と同程度走れれば、アーモンドアイ以外とであれば十分とも言える。能力評価はするが、果たしてベストの舞台だろうかという疑問を残しておく。
 むしろ上がり対応ということならダノンキングリーの方が有力になる。去年はマイルCSに行ったが、安田記念とも合わせて見れば、結局マイルではスピード不足ということだろう。きちんと溜めて速い脚を使える馬で、今の馬場状況にマッチしている。大阪杯の逃げの手はさすがにどうかと思う。去年の毎日王冠のように、決め手を活かす形でいいはずだ。
 フィエールマンは履歴としては3000m以上のGTを3勝と完全にステイヤーだが、体型的にステイヤーだと思ったことは一度も無い。時計対応だけは課題になるが、上がり対応もできるしスタミナがあるのでペースが流れても大丈夫。距離自体に不安はない。
 ダノンプレミアムはどうも気性的に不安定になってきてしまっている。距離も時計も問題なく、力を出せば昨年と同程度は走れていいはずだが、その走ってくれるかどうかが最大限の問題点。中内田厩舎の馬は若い時のパフォーマンスを古馬になって超えられない、成長を見せてくれない馬も少なくない印象で、年齢を重ねたダノンプレミアムに昨年程を期待するのは酷なのかもしれない。





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