出 馬 表へ戻る



東京11R 天皇賞・秋(GI)
 エリザベス女王杯が古馬に開放した1996年以降、天皇賞・秋を牝馬が勝利したケースは5頭いる。エアグルーヴ、ヘヴンリーロマンス、ウオッカ、ブエナビスタ、そしてアーモンドアイ。ヘヴンリーロマンスを除くと、4頭ともクラシックを制し、古馬になってからも牡馬相手のGII以上で好走実績があった。ヘヴンリーロマンスは、札幌記念を制しており、GI実績に乏しくても、スーパーGIIの勝利が戴冠への布石となった。

 エリザベス女王杯があっても、天皇賞・秋に駒を進める牝馬は、抜きん出たパフォーマンスを持ってこそ挑戦する。アーモンドアイの昨年の走り、そしてクロノジェネシスの春の走りは、まさに牡馬顔負けのものだった。アーモンドアイは、安田記念を2年連続で敗れたが、ロードカナロア産駒とはいえ、本質的にマイル向きの走りではない。その中で連対を確保した内容を評価し、得意の2000mで巻き返しを期待する。

 クロノジェネシスとの間に崩す可能性を感じるのは、唯一の4歳馬・ダノンキングリーだ。かつて、ジェンティルドンナを突き放したジャスタウェイが、4歳にして初のGIタイトルを手にし、その後の快進撃を生んだ。鉄砲実績を尊重する形で、今年は毎日王冠を使わず、天皇賞・秋を始動戦としてきた点も、不気味なローテーションだ。

◎アーモンドアイ
○ダノンキングリー
▲クロノジェネシス

京都11R カシオペアS(L)
 小倉日経オープンが、後の府中牝馬Sを制したサラキアが勝った。スローの上がり勝負で、中団を追走して外から猛追して2着だったボッケリーニの充実振りを狙う。オープンでメドを立てた走りから、このメンバーなら勝機十分。

◎ボッケリーニ
○ランブリングアレー
▲レッドガラン
注ヴァルディゼール
△ワイプティアーズ
△クラージュゲリエ
△ヴァンケドミンゴ

福島11R 福島民友C(L)
 札幌、函館のような時計勝負のダートに強いハイランドピークは、福島ダートの適性もあるはず。58キロは鍵も、今夏の大沼Sでハイペースを先行できたことを考えれば、斤量泣きはしない。ロスなく立ち回り、惜敗続きにピリオドを打つ。

◎ハイランドピーク
○ブランクエンド
▲オーヴェルニュ
注ソリストサンダー
△スマートセラヴィー
△サンデーウィザード




出 馬 表へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||