ｽﾀｯﾌｺﾗﾑ

★本日のメイン

福島11R

フルーツラインカップ

◎01．ココロノトウダイ

○14．ハーメティキスト

△02．ジャコマル

△09．ベレヌス

開幕週の芝が絶好な状態であれば、福島芝1800ｍと2000ｍはあまり変わりません。内枠に入った、小回り適性ある馬を評価するべきです。

ちょうど今回は福島３戦２勝２着１回のココロノトウダイがいますが、この馬はハッキリ腰が引ける姿勢で、捌きも硬いタイプ。

中山ですら全然ダメ、あくまで得意は福島のみという頑固キャラだと思っています。人気にはなるようですが、この馬からでしょう。

京都11R

スワンステークス

◎16．ステルヴィオ

○10．ボンセルヴィーソ

▲14．アルーシャ

△09．カテドラル

×01．サウンドキアラ

福島芝は開幕初日で絶好の状態、東京芝は仮柵をＡ→Ｂに移動した日。明らかに内有利の傾向が顕著なタイミングではありますが、京都はその逆でしょう。

開催最終週ですが、これまでのＡコースのまま。４回京都はかなり序盤からずっと雨に祟られ、馬場が荒れに荒れています。どう考えてもフラットな馬場は望めない状況です。

ワンターンの短距離戦であれば、トラックバイアスが生まれるのは必然。

外枠有利が顕著なのは明らかだと思いますし、内枠を引いたサウンドキアラとアドマイヤマーズは、力を発揮できる状態だとしても評価を下げた方がいいのではと思います。

追いきりの動きもそれなりに良かったステルヴィオを評価すべき場面。

そして、相手も２桁枠番を見た方がいいと思い、京成杯ＡＨでそれなりのバネを示したボンセルヴィーソとアルーシャを引きました。唯一の４歳馬で、前走朱鷺Ｓで復調をアピールしたカテドラルも拾うべき。

レース展開的にも、馬場の内を気にしてペースは落ち着くと思いますし、外枠の方が序盤芝有利のルートをスンナリ運べて、内枠から無理する馬の動きを見て仕掛けても間に合う分、道中も待てる強みが大きいと。

外枠を引いた先行馬は、特に注意すべきかとは思います。スワンＳと相性の悪い６歳以上高齢馬を除くと、９、１４、１６だけですが果たして。

東京11R

アルテミスステークス

◎04．クールキャット

○07．ウインアグライア

▲14．ソダシ

△15．モリノカナチャン

△16．ヴァーチャリティ

△06．ククナ

ソダシ自体があまり追い切りで良く見せるタイプではないものの、動ける馬かどうかの差がやたら激しいなと感じるメンバーでした。

履歴から、札幌２歳Ｓを勝った馬が光って見えるのは当然。現状レベルの高いレースをしたのはソダシ・ユーバーレーベンしかいませんが、東京芝1600ｍで勝負をするなら、まだ現状どの馬もあまり差はないのでは？評価を見直すべき馬はまだまだ多いと思っています。

ソダシは北海道滞在適性があった分もありますし、そこまで？だと思うので。

クールキャットはおそらく出走メンバー中最高馬体重となるはずですが、大きな体躯ながら、追いきりでは後肢を非常に機敏に捌いていて、推進力十分。

２歳６月の時点で500ｋｇを超えていた馬ですし、そりゃ完成度が遅れるのも納得。

休ませるにしても２戦目が４か月後アルテミスＳとは、だいぶ予定をズラされていたなと思いますが、その休みには遅れに見合うだけの価値はあったのではないか、そう感じました。

大きなもの、コンパスの長いものがシャキシャキ動くなら、大回りコースではかなり強力な武器。期待は結構大きいです。

また、新馬戦でブエナベントゥーラ相手に競り勝って単勝万馬券を演出したウインアグライアも、追いきりはだいぶ良かったと思います。

６月時は関係者からも弱気コメントしか出ていなかったのを考えれば、驚きの履歴。レースに対して集中力がありますし、立ち回りも上手でメリハリが効く末脚。東京コースを経験しているのも大きいと思っています。

体力で押し通すソダシに対し、バネ性能で覆しそうなのがこの２頭の伸びしろ。早い時期にデビューさせて馬体を造り直す時間が十分に取れたという面も、今回は評価したいところです。

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