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★本日のメイン



新潟11R

新潟牝馬ステークス

◎09.パルティアーモ

○10.コンダクトレス

▲05.ロサグラウカ

△06.ウラヌスチャーム



新潟牝馬Sは、今年から新設されたレース。

オープンクラスにまで上がってくる牝馬は、大抵が1600〜1800m辺りを瞬発力や素軽さで勝ってくる馬の比率が多いです。

牝馬にとって2200mはだいぶ間延びした距離ですし、この後行われるエリザベス女王杯もやたらとリピート好走が発生するように、ある程度距離適性が高くないとしっかり走れません。



馬の体型や距離適性を無視したうえで、1800mのそこそこレベルの高いレースで惜しい競馬が続いていたので…。という馬を見直すチョイスは、今回に限って的外れだと思います。

2000m以上の特殊距離でしっかり走ってきたスタミナがある馬、牝馬にしては体格がガッチリして足が長めが馬を、ポジティブに評価していくべきでしょう。



パルティアーモは体型的にも平坦新潟が合っていて、なまくらな部分が目立つものの、2200m以上なら安定感があるスタミナ型。

490kg台に馬体重がアップしてから競馬ぶりに安定感が出てきていますし、このメンバーなら末脚は一番のはず。外枠を引いたのも加点対象だと思います。

コンダクトレスは、一度馬体が大幅に増えてからのレース内容が良い馬で、2000mで展開をリードしてもスタミナ切れはしていません。

体型的に2200m持ちそうな気配を感じますし、大半が2000mすら怪しい差し馬が多いので、相対的に展開有利と見えます。

ロサグラウカ、ウラヌスチャームは札幌滞在時の馬体がおかしかっただけなので、仕上げを持ち直せば。



京都11R

室町ステークス

◎01.コパノフィーリング

▲05.テーオージーニアス



オープンクラスでありながら、意外とレベルの高いメンバーが揃いましたが、京都は前日の雨が祟って現在ダートは不良の発表。おそらくは馬場が回復しきることはないでしょうし、かなり時計の速い、前が止まりにくい状況が続くと思います。

ヒロシゲゴールド、ヘリオス、エイシンポジションなど前走良い勝ち方をして上に行っても評価できそうな馬がいますが、外枠を引いたことの不利が異様に大きく、逆に内枠を引いた有利が大きい場面では。



コパノフィーリングはかなり良い条件ではないかと思います。

そもそもこれまでダートで全く底を見せたことのないスピードタイプ。

小倉1000mを勝ったところで先に繋がらなさそうですが、今回はほぼ下り坂の京都ダート1200m不良馬場で、レイアウトが似ている条件。

3歳牝馬昇級初戦で51kgとだいぶ軽い有利、最内枠からハナを制することが見える有利。この2つがかなり大きいのではないかと思いました。



また、テーオージーニアスは追走性能こそ怪しい部分があるものの、末脚の安定感はピカイチで、仕上がりが同じぐらいであれば今回も好勝負のはず。

内を通れる利を活かせれば、というところです。



東京11R

富士ステークス

◎07.スマイルカナ

○02.タイセイビジョン

▲06.レイエンダ

△04.サトノアーサー

△05.ヴァンドギャルド



東京競馬場は金曜日にかなり雨量があったようですが、土曜日は日照がありそうで回復は急のはず。

芝は見た目には最内がボロボロになっているようですが、乾いていく過程であれば、内を通る有利が大きいはずです。特に直線。

もちろん土曜日の芝状況を見て考え直したいところですが。



スマイルカナはG1の悪い馬場でも踏ん張りましたし、古馬相手に早くも2戦していて、そこでも地力の高さを示しています。

京成杯AHはだいぶ体重が増えていましたが、トロワゼトワルを戸惑わせるダッシュを示し、最後も粘りを見せました。

確かに優勝すればサマーマイルシリーズ優勝の場面だったのですが、夏場を連戦して疲れが響きそうな過程ではありませんし、3歳馬の成長もあるはず。

ここでも先手が見える場面ですし、先行集団は3歳馬が固める隊列です。有利な内に逃げ込めるのなら。



タイセイビジョンはマイルに限って言うと先行力で見劣りする馬ではないです。少し痩せて見えるタイプですが、荒れ馬場も苦にならず東京コースも上手い方。

レイエンダは全く安定感がないタイプではあるものの、条件・流れがハマればすぐ巻き返せる馬体をしています。スローペースで折り合いをつけつつ、若干時計が掛かる決着なら。

全体には外枠を引いた馬が不利と考えての印です。









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