前日情報へ戻る



【東京3R】
◎11.アップリバー
○14.アラビアンナイト
▲9.コスモノート
△12.ドルフィンクエスト

 アップリバーは1分37秒台なら好走でき、36秒台で崩れた履歴。時計が掛かる今の馬場なら良さそうだ。アラビアンナイトは馬場適性は少々不安ながらも、前走はスムーズさを欠くところがあったので、見直し可能。コスモノートは体付きは幼さがありつつも悪くない。2戦目で反応が変われば。時計が掛かること自体は良いはずだ。ドルフィンクエストは時計が掛かるなら差し届いても。ディアマンテールは2戦とも特に内容に進境がない。国枝厩舎は初戦で仕上げない分、使われてガラリと変わる馬もいるが、この馬は特に変わらなかった。前走も前残り展開で残せなかった内容は体力不足と言わざるを得ない。さらに初戦でダメだった不良馬場ではポジティブな評価はできない。現状ではもう少し体付きがしっかりしてこないと。


【東京11R】毎日王冠
◎9.サリオス
○4.ザダル
▲7.サンレイポケット
注8.サトノインプレッサ
△5.ダイワキャグニー

 土曜は相当時計が掛かっていた。どの馬もだが、ここまで重たい馬場の経験はないだろう。なので細かく考えるよりも資質重視で選ぶ。まず、このレースとしては、今年は小粒なメンバーだろう。GT勝ち馬はサリオスだけ。GU勝ち馬はカデナだけ。他はGVまで。カデナも3歳時の弥生賞まで遡らなければならず、近走のパフォーマンスは大阪杯4着が目立つくらい。タフな馬場だった宝塚記念では大敗したように、あまり馬場適性が高いとは言えない。というわけで、実質サリオスが抜けた存在だと思う。コントレイルがいなければ2冠馬のはずだった馬。生まれた世代が悪かった。馬場が悪過ぎるのは良いとは言えないが、このメンバーでは負けていられないだろう。

 相手にはザダルを筆頭に。以前は硬さが目立っていたが、背中が良くなったことで前走は大分体を使えるようになっていた。ようやく完成の域に近づいてきた感がある。良馬場理想だが、セントライト記念は重馬場だったし、こなす程度には。サンレイポケットはジューンSを不良馬場で勝利。馬場適性とスタミナは示した一戦。懸念材料はやはり距離か。1800mでは一度3着があるが、体型からも本来なら2000mは欲しい。そこはこの馬場でスピード不足を補えれば。サトノインプレッサはデビューから2戦が重馬場で勝利。3戦目の毎日杯も稍重と、渋った馬場は得意な履歴。この馬も距離はあった方が良いが、1800mは守備範囲。良馬場だとスピード不足の懸念があるが、これだけ時計が掛かるのなら。ダイワキャグニーはメンタル面に左右される面が大きく信用なる馬ではない。そうでなければ2年前のエプソムCの大敗と今年の勝利の違いは説明が付かないだろう。JCでも見せ場は作っての6着。馬場自体はこなせる馬のはずで、まともに競馬をすれば食い込みは可能。





前日情報へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||