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中京11R 神戸新聞杯

昨年の同レース上位3頭の後半3F個別ラップ(公式ラップ基準・松本計測)

1着:サートゥルナーリア 10.8-10.2-11.3
2着:ヴェロックス    10.8-10.4-11.3
3着:ワールドプレミア  11.0-10.2-11.1
超瞬発力勝負となった昨年の神戸新聞杯。今年は「競馬場替わり」「200mの距離短縮」「左回り」「他頭数」と昨年の条件とは大きく変わるが、メンバーを見る限りでは昨年同様に瞬発力が問われる展開になりそう。ちなみにこの本文において「瞬発力」とはただ単に後半3Fが速い馬ではなく、「トップスピードにもっていく力」を瞬発力と定義しています。

◎Aコントレイル
逆らってもしかたないですよね?な同馬。1冠目の皐月賞では持続力が問われる展開で後半3Fを11.2-11.7-12.0で上がって勝利。2冠目の日本ダービーではスローペースの瞬発力勝負を11.5-10.8-11.7でまとめて完勝。2冠ともに2着だったサリオスがいない今回はもはや敵なし。
○Eマンオブスピリット
ダービーは末脚不発に終わったが、重馬場で行われた3走前のつばき賞でみせた瞬発力はなかなかのもの。後半3Fラップは12.5-11.4-11.9と残り3Fから2Fのラップの動き度合いが優秀。2走前の京都新聞杯は、前半1000m通過58.3のハイペースで流れたが、そこから一旦ペースが緩み、持続力とある程度の瞬発力が問われる展開に。同馬の後半4Fラップは11.2-11.9-11.2-12.0。終いこそは甘くなってしまったものの、能力の高さは示せたレース。今回のメンバーなら上位候補。
△Fエンデュミオン
セントライト記念を制したバビットに敗れた4走前の早苗賞。好位に位置付けて、後半3Fラップを11.0-10.7-12.0で上がり3着を確保。前走は控える形となったが、前目でレースを進める方が良いタイプ。スムーズにレースを進めることができれば。
△Hアイアンバローズ
2走前の青葉賞はスローペースで流れたものの、後半5Fのラップが11秒台と持続力が問われる展開に。これには対応できなかったが、瞬発力が問われる展開となった前走は見事に対応。後半3Fラップは11.9-11.0-12.3と瞬発力の高さを示した。
△Nファルコニア
先週のコラムでも書いたように、今年のスプリングSは瞬発力勝負だった。同馬は後半3Fは11.7-11.2-11.8で上がって4着。
☆Cレクセランス




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