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昨年のレースラップ及び、上位3頭の後半3F個別ラップ(公式ラップ基準・松本計測)
LAP:12.5-11.0-12.1-12.2-12.0-11.9-12.0-11.9-11.9-12.0-12.0

1着:リオンリオン  11.9-11.7-12.0
2着:サトノルークス 11.7-11.9-11.9
3着:ザダル     11.9-11.9-12.0

重馬場で行われた昨年のセントライト記念。1000m通過が59.8のハイペースでレースは流れて、そのままペースが落ちることがなくスタミナが問われる展開となった。近年の同レースの傾向を見てみると、「どこでレースが動くか?」を見極めるのが重要。
2019年:イーブンペースのスタミナ勝負。
2018年:残り1000mから動いたスタミナ勝負。
2017年:上がり3F勝負。
2016年:残り800mからペースアップのスピード持久勝負(スタミナ勝負とは少し意味合いが違う)。
2015年:上がり3F勝負

では今年はどうなるか?
前でレースをしたい馬は複数頭。過去の前半ラップを見る限りでは、前走のラジオNIKKEI賞で前半600mを12.0-10.8-12.6で逃げたEバビットが先手を取りそう。スローペースで流れるとは考えにくく、昨年のようなスタミナが問われる展開となるか。

◎Eバビット
前走は1000m通過59.6で逃げて後半3Fを11.9-11.6-12.3でまとめての逃げ切り勝ち。2走前の早苗賞(新潟芝外1800m)で後半3Fラップ10.9-10.7-12.2をマークしているように、瞬発力勝負にもある程度対応できる潜在能力は高さがこの馬の強み。距離延長のこの舞台でも勝ち負け。
○Iヴァルコス
スローの上がり勝負だと分が悪いが、スタミナ比べとなれべこの馬にとっては好都合。2走前の青葉賞(東京芝2400m)では向正面で進出し、後半3Fを11.4-11.4-11.5でまとめて2着を確保。ここでも十分通用する存在。
▲Fガロアクリーク
スプリングSは11.5-10.9-11.4の脚を使って差し切り勝ち。瞬発タイプではあるが、持続力勝負となった皐月賞で3着を確保しているように「スローの瞬発力勝負じゃないとダメ」というタイプではない。距離さえ克服できれば逆転まである。
△Hサトノフラッグ
弥生賞では勝負所で外から進出し、後半3Fを12.0-11.8-12.3でまとめて勝利。状態面は良いが上位勢と比較するとスタミナ性能がやや見劣りするので△評価。
☆Dダノンファスト
☆Jココロノトウダイ




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