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札幌11Ｒ　札幌２歳Ｓ



◎８番ユーバーレーベン

○13番ソダシ

▲６番バスラットレオン

注９番ウインルーア



　例年と違って裏函のない今年はどうかわからないが、近年は早期に勝ち上がった馬が完成度の高さで勝負になるレース。スピードもいらないので持ち時計には意味がなく、緩いデキでの出走ばかりが目立った今年は難易度が高そうだ。

　ユーバーレーベンは新馬戦スタート週の勝ち馬。出遅れながらも不良馬場で長く脚を使えたのなら程度以上の体力はあるはずで、小柄なゴールドシップ産駒というのは昨年このレースの上位２頭と同じ。明日も雨予報なのはこの馬には大歓迎なはずで、コース替わりなら更にやれて良い。

　ソダシは初戦が上手な競馬で完勝。血統的にも速い脚は使えなさそうだが、それがここでは武器になりそうな馬場。外枠というのも競馬がしやすそうだが、あとはスタミナを問われる状況になった際にどうか。

　バスラットレオンはマイル向きの体型だが、初戦はスピードの違いで完勝。楽なペースだったとは言え、札幌で上がり33秒台はかなり優秀な内容だった。素質は一番高そうではあるが、気性面では危うさが残る上に開幕週だった初戦とは全く違う馬場になるだけに疑う余地も大きい。

　ウインルーアは距離延長だった前走で一変。差す競馬で勝ち切れたのも大きく、立ち回りの上手さはここでも武器になるはず。





札幌１Ｒ



◎14番トーセンネッロ



　初戦がダートで2着しているレッドソルダードが一枚上の力はあるが、気性が幼く初戦は緩さも目立っただけにまだ信頼するほどではない。

　それならダート変わりが歓迎のトーセンネッロに期待する。前走は距離延長を考慮してか後方からの競馬をしたが、普通にゲートを出ればもっと前の位置も取れるだけのスピードはある。外枠、乗り替わりと前進材料が多いのは魅力的だろう。




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