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札幌記念◎@ノームコア○Aペルシアンナイト▲Bトーセンスーリヤ△Eラッキーライラック、Kトーラスジェミニ、Jアドマイヤジャスタ、Hイエッツト

夏の大一番である札幌記念は、GT級の馬にとっては秋を見据えた一戦。しかし、賞金も高いので、多くの競走馬が好状態で出走してくる印象を受ける。直線での末脚性能が結果につながりやすいため、放牧明けで力を出せる実績馬を素直に評価した。半妹のクロノジェネシスと同様に、ノームコアは間隔をあけた方が良い馬。同じノーザンファーム天栄(福島県天栄村)育成である、同厩のダノンキングリーにも同じ傾向が見られる。国内での中6週以下では4戦して【0022】で、中10週以上では紫苑S、富士S勝ちを含む【2011】。凡走したのは適性外だった20年高松宮記念だけだ。連戦だった安田記念でGT2勝のインディチャンプとクビ差であれば、中10週の放牧明けである今回は、さらに力を出せると考えられる。

ペルシアンナイトは放牧明けでは本来の実力を出せないケースが目立つ。ただし、昨年の札幌記念は中10週で5着。ブラストワンピースとは0秒3差で、3着ワグネリアンとは0秒1差と、強敵を相手にして健闘していた。時計の掛かるマイルGTで好走してきたように、洋芝が合うハービンジャー産駒と考えられる。また、今年の中山記念3着は、ラッキーライラックとノームコア以外相手では威張れる実績。昨年よりも出走間隔は詰まっているだけに、放牧明けを理由には減点するべきではない。

トーセンスーリヤは今年に入ってメキメキ力を付けている。当馬は上がり3Fが34秒5より速いレースでは連対しておらず、北海道でも安定した競馬ができている。このことから、トーラスジェミニが逃げる札幌2000mは適性がハマる可能性が高い。中5週以上の放牧明けでは、上がりの速かった18年近江特別、GT+荒れ馬場だった20年宝塚記念以外は、6戦すべて好走できている。力を出せる条件が揃った。

ラッキーライラックは、中距離路線にシフトした19年府中牝馬S以降全てGU以上を使われて、連対を外したのは府中牝馬Sと宝塚記念。ともに水分を含んだ馬場であった。良馬場想定の今回は、パフォーマンスを下げる点が特に見つからない。実力通りに評価できる人気馬と言える。ただ、それ以外に特に強調できるポイン尾を見つけられなかったので△の筆頭とした。

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北九州記念◎Hダイメイプリンセス○Iモズスーパーフレア▲Pタイセイアベニール△Gラブカンプー、Dトゥラヴェスーラ、@プリディカメント、Cレッドアンシェル、Bブライティアレディ、Oジョイフル

前掛かりになりやすいレースで、差し追い込みが優勢。バクシンテイオーやアレスバローズ、ダイメイプリンセスなど、夏場に状態を上げていた差し馬が人気薄で好走している。この穴パターンは想定しておきたい。

ダイメイプリンセスはこのレースで2着→1着。1分6秒台で連対した経験があり、夏の時期は堅実に走る。前走アイビスSDでは外に寄ることもなく、馬場の中央を走って0秒1差の5着。位置取りを考慮すれば十分な内容で、今年の北九州記念でも力を出せる可能性が高い。相手は絞れなかったので広めに。

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新潟10R◎サンシロウ(オークヒルF) 再Bと新潟替わりで。

札幌12R クリノアリエル(ファンタストクラブ) 武英智厩舎は昨年の札幌リーディング。前走は外枠が堪えたが内目の枠に替わった今回は巻き返せる。




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