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★本日のメイン



函館11R

UHB杯

◎02番ダノンジャスティス

○07番アスタールビー

▲10番エスタジ

△12番スギノヴォルケーノ



2勝クラス、3勝クラスはもうクラスの壁に当たった馬が滞留しているのみで、時計勝負に対応した3歳馬を狙う他ない状況。4歳以上から選ぶには、単純に動けるデキにあるかどうか、ピークが合うかどうか。

過去の好走履歴を追うのもいいのですが、追いきり内容の上昇や、全体筋量増≒近走馬体増、前走のパドック気配など、何かしら充実ぶりを示す根拠も同時に欲しい所です。



今回期待したいのは、函館の芝1200mで連勝した履歴がありながら、ここ2走追い切り過程やパドック気配が抜群に良かったダノンジャスティスと、この3勝クラスに上がってスランプに陥り、馬体を減らすほどだったのが、前走バーデンバーデンCで全回復して筋肉量も増えた、アスタールビーの2頭。どちらも函館の洋芝、芝1200mの勝ち星もあります。

エスタジは前走までが良い造りでしたが、滞在調整で馬体に悪い変化があるかもしれないので不安はあります。

スギノヴォルケーノは函館に入厩してからの追い切りが良化。滞在調整がだいぶ合うのかも?前走まではだいぶ調子を落としていましたが…。



阪神11R

マーメイドステークス

◎14番ミスマンマミーア

○07番エアジーン

▲09番サラス

△12番パルクデラモール

△01番リュヌルージュ

△13番サマーセント

△16番レイホーロマンス



牝馬限定戦ばかり使っているOPクラスの牝馬は、1800mで距離がギリギリのタイプが多いもので、3歳クラシック挑戦時にOP入りしたタイプは特にマイル得意のキャラが多いです。

2000m経験は、むしろ古馬と合流して条件クラスから上がってきた馬の方が豊富で、2000mバッチリの体型をしている馬は、条件上がり=軽ハンデであることが多いと。

なので、愛知杯とマーメイドSでは、重賞実績が全然効かない結果になりがち。さすがに昨年と今年は、軽ハンデの馬が多すぎるので難しいのですが…。



阪神競馬場も、東京と同じく日曜日になっても雨が続くようなので、ズブズブの馬場状態は必至。

インベタピッタリ2000m回って距離得をするような競馬にはならなさそう。脚を取られてスタミナを消耗しながら走る2000mは、相当キツイ競馬でしょうし、かなりスタミナが問われるはず。

1800mよりも2000mの方が成績良い、のレベルを超えて、2000mよりも長い距離の方がいいタイプに活躍の場が来るのでは?



ミスマンマミーアは2000mだと本来追走性能の足りない馬ですが、時計がかなり掛かる馬場であればチャンスがあるでしょう。

一度は馬体がかなり減ったものの、前走大幅に馬体を戻し立ち直りました。かなり調子も上向いてきているとは思います。

牝馬なのにずん胴体型で、腹構えがガッチリしているタイプがほとんどいないので、これだけ悪化した馬場状態ならだいぶアドバンテージがあるでしょう。

エアジーンも、2200mを勝った履歴があるように、瞬発力やスピードに長けた牝馬とは異質の形をしている方。

超骨太大型のサラスのように、一般的牝馬とは全然違う味の体型だからこそ、特殊状況でプラスがある馬なのは間違いないと思います。



東京11R

エプソムカップ

◎11番アトミックフォース

○05番ピースワンパラディ

△16番アンドラステ

△09番エメラルファイト

△12番シャドウディーヴァ



土曜日にがっつり雨が降ってズブズブの不良馬場となった東京競馬場ですが、日曜日も昼過ぎまでまだ雨が収まらないと。

これはもう、馬場回復は望めない状況と考えた方がいいでしょう。東京競馬場で不良馬場発表なんて、本当に馬場が悪い時にしかならないのですが、滑る上にノメる、おまけにいろいろと掘れてボコボコ、という状況でもおかしくない。

真っ当な瞬発力勝負を望んでいる馬にとっては、本当に不本意な状況ではないかと。同時に、意外とスピード指数モノサシ的な性能の差が、大幅に縮まる状況のはず。



馬場悪化を受けて期待したいのはアトミックフォース。

新潟大賞典はハンデ恩恵があったとはいえ、実は新潟外回りを勝つようなスパートの質ではなかったように思いますし、馬自身も充実期に入っているのでは?とは感じました。

2勝クラスを勝つところまでは、全く馬体を良く見せないタイプでしたが、2走前辺りから腰の支えがだいぶ良化しているように感じましたし、馬体重もガツンガツンと増えています。ワークフォース産駒は、生涯履歴の中で10kg以上馬体が増えるのは良い兆候。瞬発力勝負する馬相手に簡単に負けなくなった、というのはポジティブになれます。

1800mが得意そうな履歴ではないものの、今回は1800mをピッタリ走りきる走破力は根本的に必要がない状況。充実期の勢いで押し通せないか、と思っています。



ソーグリッタリングやサトノアーサーのように、OPでも勝ちきれずイマイチな成績が続いている頭打ち高齢馬よりも、成長度込みで爆発の可能性がある4歳馬を評価したいレースなので、重賞で足りそうな目がある、あるいは既に重賞で足りた4歳は必ず押さえるべき。

青葉賞はどう考えても距離が長い…と思ったのに完成度低い状態で通用した、ピースワンパラディを相手筆頭に置きます。

ただ、これだけの馬場悪化なので、エメラルファイト辺りも注意したいところ。









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