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【東京6R】
◎14.マカレナダンス
○15.コスモビートイット

 今の高速馬場で差すにはかなりしっかりした末脚が必要で、未勝利クラスでそれを期待するのは少々難しい。先行力があるマカレナダンスの距離短縮がアイデアになる。ただ、走法から脚抜き良い馬場は半信半疑。隊列利はあると思うが。むしろ馬場適性ならコスモビートイットに興味がある。スタートが悪い点はネックだが、1200mでテン33秒台のレースラップは忙し過ぎた様子。距離延長で楽な追走ができれば浮上は可能。


【東京11R】エプソムC
◎12.シャドウディーヴァ
○4.サトノアーサー
▲5.ピースワンパラディ
△1.ソーグリッタリング
△9.エメラルファイト
△13.アイスストーム
△14.インビジブルレイズ

 雨の影響が強く、日曜も時計が掛かる馬場は続くだろう。履歴を探り、道悪適性のありそうな馬となると、サトノアーサーが筆頭になると思う。2年前に重馬場でこのレースを勝っているし、近走も渋った馬場で好走。斤量が1kg軽くなるのもプラスだと思う。ただ、年齢的なものか、当時ほどの切れ味が影を潜めて来た印象があるのも事実。有力だが勝ち切るまではどうか、という扱い。

 ここはシャドウディーヴァに注目したい。渋った馬場も度が過ぎるとどうかとは思うが、稍重なら大崩れしていない履歴。東京新聞杯で2着には走ったが、体型的にマイルは少し短く、時計が速い状況も得意とは言い難い。距離延長で時計が掛かる馬場、という設定はプラスのはずだ。

 ピースワンパラディは馬場不問なのは今なら大きな強み。一方、前走の指数が案外高くない点が気掛かりだし、昇級組もやや苦戦傾向。ソーグリッタリングは安定しているといえばしているが、一瞬脚で詰めが甘くなりがち。エメラルファイトはスプリングSを勝ったあとから大スランプだったが、初ブリンカーだった前走が久々に見せ場ある内容。時計が掛かる馬場自体は合っているし2戦目で前進あれば。アイスストームは馬体的にも充実振りが窺えるが、稍重でも成績がガクンと落ちてしまう履歴で、今の馬場は明らかにマイナスなのだろう。穴としてはインビジブルレイズ。白富士Sがマーフィー騎手のおかげ、という理由でなければ、巻き返せても良いだろう。時計が掛かる状況自体は合っている方。随分右にモタれる癖が見受けられる懸念はあるが、今の馬場なら馬群もバラけそうだし、勢いを削がなければ脚は続くはず。





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