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★本日のメイン



阪神11R

ストークステークス

◎15.ステイオンザトップ

◎14.アドマイヤスコール

▲04.ボッケリーニ

△01.カリボール

△09.スイーズドリームス



まだ3歳馬が合流していない3勝クラスの番組で、メンバーは大スランプ真っただ中か高齢馬だらけ。

近走好調そうに見える馬も低レベル戦ばかりを経てきているので、目立って良い仕上がりで来ている馬など、ほぼ皆無という状況。

マイル路線を中心にこれまで使ってきて、頭打ちになっている馬は上昇望み薄。



マイルに切り替えていい競馬ぶりを見せたアドマイヤスコール、前走の勝ち内容がそこそこ優秀だったステイオンザトップは、近走の馬体もそこそこ充実していて、もう一押しもできそう。阪神コースも問題ないことを示しています。



阪神競馬場はこの土日間でも妙に雨が掛かる状況のようで、超高速の芝ではなくなっています。多少骨量があって、非力ではない、最近増量してきた馬体の方がいいはず。



東京11R

安田記念

◎05.アーモンドアイ

○06.インディチャンプ

☆04.クルーガー

☆07.ペルシアンナイト

☆10.ミスターメロディ



関東近郊では土曜日の夜中にだいぶ強い雨が降っているのですが、東京競馬場付近では馬場の質を変えるほどの雨ではないみたいです。

ただし、Cコースに移動して徐々に内側の洋芝が剥げてきたと同時に、馬場が緩む雨が多少は影響するのではないか。

また、内側有利が結構顕著になってきた傾向も出ていて、騎手に知られているのか、土曜日から外枠の馬の果敢な積極策、内ラチ潜りの戦法が見られます。

こういう芝状況になれば例年通り、馬群がタイトに内側に寄る競馬になり、窮屈な所で馬体をぶつけ合う安田記念になることでしょう。



スピードや瞬発力に頼りきりで、トモの薄い短距離馬が最近多くなっていますが、今年の出走馬も総じて、明らかな斜尻や腰が引ける姿勢の瞬発力型が多いです。

ダノンの3頭が総じてG1になると詰めが甘いのは、レース選択や仕上げの詰め所もありそうですが、体つきの差もあるはず。全体に薄手のタイプを好み、筋力増を嫌う方向での鍛錬、完成形を薄く整える厩舎の傾向もあるのでは。



最近の安田記念は滅法時計の速い勝負になり、かなり久々に牝馬が連対しています。アエロリットが2年続けて全く同じパターンでしていますが、この馬だって500kgを超える、トビの広いパワー優位の体つき。その昔に連覇したウオッカも、490kg台のボリュームがあった馬。

安田記念は牝馬が不利というよりも、細身の非力タイプが全く通用しないだけで、同じゲートに入る牡馬よりもパワー&スピード面で優れていれば、牝馬でも問題なく通用します。

同時に、牡馬であっても450kg前後しかない馬であったり、後肢が細くトモが薄すぎる形だと、安田記念では直線の半ばですぐに限界が来ます。横幅が分厚くて、横の衝撃にも多少は耐える形である必要があるんです。なかなか他では背負わない、58kgも最後に響いてくるでしょう。

その意味でも、馬力の面で今季充実している馬であるのが望ましいと。



牡馬よりも全体の筋肉量やボリューム面で全く見劣りしないアーモンドアイは、嫌う要素は全くありません。

昨年の強烈な不利を受けながら僅差まで持ち込めるのなら、多少の展開面での不利ぐらいなら跳ね返せるのでは。

そしてインディチャンプも、マイルG1は生涯4戦目となりますが、馬体的な衰えは全く感じられないようなので、素直に信用。

そしてダノンプレミアムやアドマイヤマーズ、グランアレグリアを体型的にあまり信用できないので、期待したいのは単純な巨体馬。

メンバー中一番背丈があるのはおそらく間違いないであろうクルーガー、そしてG1勝ち経験があるミスターメロディとペルシアンナイト。パワー重視レースで期待できるのは、この辺りではないかと思います。







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