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★本日のメイン



京都11R

葵ステークス

◎01.ケープコッド

◎02.アルムブラスト

▲12.ビアンフェ

△11.ゼンノジャスタ

△16.ビップウインク



追いきりの動きを見ても、1頭だけズバ抜けたスピード感を持つ馬はいなさそう。

そしてここまで下級条件を勝ち上がってきた馬は、開催の事情でかなり時計が掛かる決着を押し切っている馬ばかりで、スピード性能にかなり疑問があります。

折からの好天が続いていて、京都競馬場も東京に負けず劣らず時計は速めですし、1分8秒台決着は必至。下手したら8秒フラットぐらいの決着にはなるかも。

そうなった時に、伸びの良さや馬力で良さを見せる馬が、あまりにも少なすぎ。どの馬も縮こまった走りであったり、完歩の小さい動きしかできないタイプばかりです。



なので、昨年末の中山で、1分8秒台決着のゾーンで既に性能を示している内枠関東馬の2頭の方が、馬場への対応力はあるだろうと感じています。

ケープコッドは芝1200mで4戦3勝全連対。右回りの小回り競馬が本当に上手。

アルムブラストはその後の短距離オープン好走馬が多く出ていたカンナSで、有力馬をことごとく下しています。1分8秒8の持ち時計は出走メンバー最速。

どちらも当然、ペースの速い消耗戦になる短距離戦でこそ持ち味が出るタイプ。

輸送の影響が出ないかは心配ですが、レベルの高い短距離で勝負になる形と言えば、という推奨。



ビアンフェは今回も同型が多く、どういうレース運びになるのかが心配。行ききれればもちろん強いと思いますが…。馬体重もどこまで増えてくるんでしょうか?





東京11R

欅ステークス

▲07.トゥザクラウン

▲10.メイケイダイハード



好走馬が欅Sに直結するオアシスS組もいませんし、G1に出走して見せ場を作れたレベルの馬もなし。おまけに大半が、このレースと相性の悪いダート1200m出走馬。

東京ダート1400mのオープンクラスは典型短距離ダートタイプとは相性が悪く、できればメリハリの利いた瞬発力タイプに、いてほしい所です。

ミッキーワイルドとダノンフェイスは、調子を崩していそうなのに58kg。

これは別路線に目を光らせた方がいい場面に思えます。



注目しているのは初ダートの2頭。

トゥザクラウンは母がトゥザヴィクトリー(初ダートのフェブラリーS3着馬)ですし、ダートを中心に使った全兄トゥザレジェンドはオープン入りしています。トモが分厚く出て骨量の多いタイプなので、ダートはかなり向いていそう。

メイケイダイハードは、父がハードスパン。芝でオープン入りしたのはこの馬とプリティカメントだけですし、プリティガメントはダートのデビュー戦を好走していて、勝ち上がりは地方ダート。

繋が長め、蹄も大きい540kg台の、巨漢筋肉もりもりのパワータイプ。馬体の素地からはダートでやれても全くおかしくなく、芝の高いレベルに対応できないワンペースタイプなので、ダート替わりは良いはず。









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