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【東京11R】ヴィクトリアマイル
◎12.アーモンドアイ
○5.プリモシーン
▲14.スカーレットカラー
注17.コントラチェック
△16.ノームコア
☆18.サウンドキアラ
☆1.ラヴズオンリーユー

 雨の影響もそれほどではなく、日曜は良馬場になるだろう。ならば中心はアーモンドアイで良いだろう。安田記念ではスタートの後手が響いたが、力のある所は示した。ドバイを予定していた組には全馬に言えるが、再仕上げのような形になるはずなので、変な仕上がりでもなければ。相手筆頭はプリモシーン。得意コースだし、昨年2着の内容も十分。

 魅惑と考えているのは2頭。スカーレットカラーとコントラチェック。スカーレットカラーは血統的にも体型的にも、そして履歴からも、かつては時計が掛かるスタミナ状況の方が得意だった。それが明確な性能の変化を見せたのが昨秋の府中牝馬S。高速決着で切れ味を発揮するという、今まで見せたことが無い内容での勝利だった。それだけならマイルが短い疑念は拭えなかったのだが、阪神牝馬Sでも特に問題ないことを示した。相当な充実期に入っている証で、この勢いは無視できない。コントラチェックはスピード持続性能が非常に高い。それゆえに、スピードが削がれるような馬場はからっきしダメ。距離も2000mとなるともう長い。ベストの距離でスピードが活きる馬場なら。懸念は、この鞍上だと逃げない可能性も。控えても追って甘くなるだけで、序盤の出方次第になる。

 ノームコアは実績あるコースだが、前走からどれだけ状態が上がってくるのか。昨年もほぼレーン騎手だから勝ったようなもので、本来高速決着は決して適性の高い状況ではないはずだ。サウンドキアラも連勝で充実振りは窺えるが、昨年の負けをどう捉えるか。時計性能を伸ばした履歴もなく、東京の高速馬場だとスピード面には不安。ラヴズオンリーユーは今となっては距離も短いだろう。馬場自体は対応可能で、内でロスなく回れれば。


【東京12R】BSイレブン賞
◎9.リトルモンスター
○10.ハルクンノテソーロ
注8.ペイシャネガノ
△7.グランソヴァール

 リトルモンスターはスタートを出るというのなら話は全く変わる。これまでは何をしても後ろからになっていたから展開待ち扱いにしかできなかったわけで、前走の先行策は本当に驚いた。ゲート練習の成果なのか、騎手の差なのかは分からないが、前走同様の競馬なら勝ち負けになる。安定株としてはハルクンノテソーロ。時計面、コース実績からも特に問題になることはないと思う。見直し候補としてペイシャネガノとグランソヴァール。ペイシャネガノはクラスが上がって頭打ちのような成績になっているが、2勝クラスで連続好走していた頃と比べてもデキ落ちなどはなく、時計面を考えても、あまりにも負け過ぎている。今回初ブリンカーで変わる可能性はあるだろう。グランソヴァールも前走は掛かって終了。折り合い次第。また、鎌倉S組が多いが、強風の影響でHペースなのに前が残ったレース。差し不発だった組は見直してみても良いと思う。





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