出 馬 表へ戻る



新潟は土曜日の競馬でなんとなく方向感は掴めたものの、明日の新潟は雨予報。すでに降ってはいるみたいで、馬場がどの程度湿るのか?が全く読めない。こういう時は前日予想は自重、あまり期待せずアドリブで対応できるところまで、という感じで。まあただでさえ「北の地獄」みたいな春の新潟なんで、無理して馬券買うと痛い目会いそう(笑)。馬券は慎重に行きます。
【東京11R NHKマイルC 〜逃げ馬有利〜】

今年って牝馬も牡馬も頂点レベルが高い稀に見る世代だと思う。コントレイルは皐月賞史上最高のIDM74を記録し、桜花賞もデアリングタクトがIDM70を記録。これをコピーで表現するなら

「10年に1度の世代」
「近年まれにみる世代で過去10年間でトップクラス」
「並外れて素晴らしい年」

まんまボジョレーヌーボーのキャッチコピーじゃねーか!って? サーセン。過去のキャッチコピーまるパクリです(笑)。

いやでも真面目な話、ダートでもIDM66を出す馬がゴロゴロ出てきて、牡馬のマイル路線でも昨年ではちょっとお目に掛かれなかったマイラーが出てきていて、こういう表現がピッタリな状況なのが今年。まるでドラゴンボールみたいな戦闘力のインフレ状態。もうヤムチャじゃ戦えない(笑)。毎年大抵は牝馬か牡馬かどちらかだけという年が圧倒的に多いので、ほんとに今年は10年に一度なんだろうなと。

次に過去10年のNHKマイルCを振り返ると、速くて強い逃げ馬だったカレンブラックヒル、ミッキーアイル、メジャーエンブレムらが3勝。そして速くて持久力が高いマイラーが桜花賞からオークスに行かず、ここに出走してきた場合はやはり強い。逃げなかったが大トビで、その後逃げ馬に転身したアエロリットとメジャーエンブレムが桜花賞からの出走だった。東京というと差し馬のイメージがあるかもしれないが、馬場が良い開幕前半でスピードとそれを維持する心肺能力がそのまま時計に出てしまう状況なので、一昨年のように弱い馬しかいない年はともかく、強い逃げ馬がいる場合はあまり逆らう余地がない、というのがNHKマイルCの特徴だ。

ということで、今年はレベルの高い桜花賞から参戦してきたレシステンシアが本命になる。土砂降りの大雨で馬場が相当悪化したために最後は歩いてしまった桜花賞。この馬のスピード持久力の高さを活かすなら、正直、良馬場で走らせてみたかったが、これも競馬だ。中間軽めなのは疲労を抜くためのものだろう。若いので回復力も高いだろうし、今の馬場なら1分30秒台のレコードだって夢ではない。この馬の長所と短所は前回の桜花賞のコラムで書いたので割愛するが、ドS武豊からルメールに乗り替わって、変なスローに持ち込まなければ勝てると思う。

相手は今年に入って急激に成長しているルフトシュトロームとウイングレイテストが筆頭。2頭とも馬体の完成度は素晴らしく高く例年のNHKマイルCなら勝てると思うし、もしルメールが乗り方を間違えれば勝つこと可能性だってあると思う。サトノインプレッサは素材は良さそうだが、スピードと完成度という点では一歩劣るように思う。

◎3番レシステンシア
〇14番ルフトシュトローム
〇18番ウイングレイテスト
△17番サトノインプレッサ





出 馬 表へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||