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今週から福島はBコース。先週までの競馬をリセットする必要があると思う。まあ春の福島はどうなっても魔境でしょうけど(笑)。開幕週でスピードや瞬発力が問われてる東京や京都の方がまともな競馬は行われるはずです。魔境で戦う自信がある人だけこちらへどうぞ。
【福島1R】

速い馬が揃ったレースで行ききった馬が残ると思う。シルバージャックは鞍上が絶不調、ニーケスマイルは速さが足りない。狙ってみたいのは距離短縮が良い方向に出そうな3頭。

▲2番シルヴァーミリオン
▲9番サウンドヒーロー
▲13番マタギ


【福島11R 福島牝馬S】

「オルフェーヴル産駒は晩成の中距離血統」というのが本質なんだと思う。走る馬は筋肉が豊富な馬が多いのでジャスティンのように短距離馬もいるし、シャインガーネットのようにファルコンSを勝つ馬もいる。エポカドーロは古馬になって伸びなかったので全ての馬がそうだ、とは言えないのだが、GTを勝ったラッキーライラックが距離が延びることで2度目のピークを迎えつつあることと、ステイゴールド産駒と一緒で当たり率が低い=早熟性は低いと思えてきた。当然、種牡馬としては難しくオルフェーヴルの種付け料は当初の半額の300万円まで下がってきている。

その親父のピンチを救うべく?ラッキーライラックが大阪杯を勝った。そして今年もう一頭の期待はエスポワールだ。

3歳の春まではクラシックどころか500万下も勝てなかったが、夏の中京重馬場2000mで4馬身差の圧勝。ようやく持久力がついて才能が開花し始めたところだった。そして秋華賞で3番人気に支持されたが9着と惨敗。Hペースでスタミナが問われたレースだったが、当時のこの馬にはさすがに家賃が高過ぎた。ただ順調に使えたことで心肺能力はさらに向上。準OPは一発通過。時計が速かったターコイズSはコントラチェックのスピードに、全く追いつけなかったが後続には2馬身差の2着。大健闘だろう。

そして晩成のこの馬にとっては前走の中山牝馬Sは距離が延びたので勝てる条件だった「はず」だったが3着。なぜか?今回の馬柱で中山牝馬Sの斤量差とIDMを比べて欲しい。エスポワールは53sでIDM71。タイム差無しのデンコウアンジュは56sで71。エスポワールに0.2秒つけて勝ったフェアリーポルカが52sで67。あれ?数字が合わなくね?。

前走のIDMの作成ファイルを確認すると出遅れで1。1角と4角で合わせて4の距離損。つまり出遅れた分を3コーナーから早めに外を捲って脚を使いきってしまう、ダメな時のデムーロがポンコツ騎乗をしたという結果だ。雪が降っている不良馬場でペースもよくわからなかったのかもしれないが、結果的に最悪の負け方をした。裏を返すとこれだけロスがある競馬をして3着は強いという言い方ができる。で、今回は騎手が日曜日まで拘束される状況でOKしてくれる池添に白羽の矢が立ったということだ。スピードがあり心肺機能が上がっている今なら流れに乗れば4コーナーで馬群を捌くだけの割と簡単なお仕事だと思っている。

フルゲートで先行馬が多い組み合わせなので相手はPaddocシートからスタミナがある馬を選択する。

◎1番エスポワール
〇11番デンコウアンジュ
注6番カリビアンゴールド
注14番フェアリーポルカ
△13番リュヌルージュ





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