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★本日のメイン



福島11R

福島民友カップ

◎13.ウインイクシード

○10.マイネルサーパス

▲09.プレシャスブルー

△01.マイネルファンロン

△16.ドミナートゥス



8歳を超える高齢馬が出走馬の約半分を占めているような状態ですし、若い方も大スランプに陥って去勢しているような馬もいます。

前日から引き継ぐスタミナ馬場がどうのこうのというよりも、現状、誰が集中力を維持してレースに参加するのかを探すレースでは?

オープンとしてのレベルも単純に低そうです。



素直に近況良い馬をまず拾っておいて、中山でしっかり脚を使えるならこれとこれ…という程度で足りるのでは。筆頭に中山で好走した時の履歴抜群のマイネルサーパスとウインイクシードの2頭。

足元の心配がなければドミナートゥスに注意。





阪神11R

アンタレスステークス

◎07.ベストタッチダウン

○11.アナザートゥルース

▲16.メイショウワザシ

△08.ウェスタールンド

△09.コマビショウ

△10.サトノプライム



ベストタッチダウンは、かなりモノとして良さそうですね。

不良馬場や重馬場だった近2走の内容も結構言われますが、弱いメンバー相手とはいえ、1勝クラスを良馬場で勝った時の1分51秒0という時計もかなり大したものです。

うーん、あまり嫌わずまともに評価した方がいいと思います。高齢古馬の方が、近走の好走の反動でひいひい言っている様子ですし…。

あまりに高齢馬が多くて、正直取捨が難しいところですが、ベストタッチダウンの逃げは、意外と2番手3番手を潰さない傾向にあるので、馬場のこともありますし前残り決着を想定できる場面だと思います。

昨年同レース勝馬のアナザートゥルース、マーチSよりも楽な先行となりそうなメイショウワザシの残り目に期待。



中山11R

皐月賞

◎01.コントレイル

○13.ダーリントンホール

▲17.ヴェルトライゼンデ

△05.サトノフラッグ

△11.クリスタルブラック



2歳のひ弱な頃から比較してどれだけ馬体が一変したかの成長力度合いを問われるダービーとは違って、皐月賞は当日プラス体重の馬がほぼ好走できないように、「皐月賞当日にどれだけ高いレベルの完成品を見せてくれるかどうか」です。

単純なレースのレベルがホープフルS>弥生賞だった以上、下手に大幅増で出てこない限りはコントレイルを評価すべきでしょう。

そのうえで、陣営の想定よりも造りが甘すぎた馬を当日下げるという取捨で。



そして、時計が相当速い馬場が舞台なのであれば、2000mよりも短い距離で、マイラー相手に重賞を勝った履歴が加点になりますが、弥生賞とタイム差があまり変わらない、あるいはより時計が掛かる皐月賞なら、スピード勝負の経験はあまり加点とはなりません。

逆に重馬場実績や、2000m好走実績がある方がポジティブになります。

シビアな争いになった時に逸らず脚を溜めてまだ我慢できる、自在にブレーキしつつ直線に向くまで余力を残す走りの方が大事だからです。



その意味でも、かなり状況の難しい共同通信杯を勝ったダーリントンホールは、今のパワー必須の中山芝に上手く対応できる資質を見せた強みがあります。

実は2000m1分59秒1の持ち時計が出走馬全体で2位のタイムで、コントレイルやサトノフラッグよりも速い馬場の勝負を一応経験しているのもポイント。

全面的にラチ沿いがダメな状況で大外を回すべきと考えれば、大トビの脚長なのも今回はポジティブになれる材料です。

共同通信杯の前に縮こまっていた追いきりの動きも、今回はしっかりした後躯の蹴りの強さを見せていて、なかなかの上昇ぶりでした。

サリオスの540kg台の巨体が、阪神外回りマイルで存分に生きれば、とんでもない馬力感と推進力で他を圧倒してしまったように、520kg台の巨体が完成品として出てくるのは大きな武器になります。

ガリレオの系統の仔らしく、背中と腰が全くブレないタイプ。今回のような馬場悪化が起きたからこそ、ポジティブになれる材料が多いです。

ヴェルトライゼンデは、腰がかなり甘すぎて四肢の曲がりも若干気になるのですが、一叩きしたことでそれらがシャキッとすると、伸びしろが相当大きいです。皐月賞には絶対に一度仕上げを合わせてくる池江泰寿厩舎の手腕にも期待。



サトノフラッグはまだ四肢の硬さ、曲がり脚具合も目立ちますし、骨瘤もちょうど今大きくなっている状態なので、現状あんまりよい馬だとは思っていません。

クリスタルブラックもまだ物足りなさはあります。当日どれだけ上向くか。

マイラプソディは膝の悪さが出ていて、泳いでいるような前掻きをしています。今季は捨てシーズンかもしれません。だいぶ落ち目なんじゃないかとは思いました。

サリオスは朝日杯FSの時に蹄がかなり悪くなっていたように、当時が一旦の仕上げピーク。そこから本来スプリングSを使うつもりもあったのに、パスしてぶっつけ。

行きっぷりの良すぎるマイラーが、1800m4回コーナーの経験すらないのは、さすがに馬がいかに強いか説得力があったとて、2000mの競馬は難しいと思います。これは馬を見ると騙されるので前日予想の時点で消しの一手。







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