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 土曜日の阪神は未明から雨が降る予報。開催最終週であることに加え、桜花賞から連続しての重馬場なら、力の要る馬場となる可能性は高いです。放牧明けで充実するタイプであるのはもちろんのこと、適性面も加味します。
 阪神9R◎パトリックは稍重〜重で【2110】。回転が速く、前脚をかき込むようなフォームが印象的で、重馬場を走るのを苦にしません。また、ややゲートからの出が遅く、追走スピードに不安を残すだけに、時計の掛かる展開も向くのでしょう。
 管理する岡田厩舎は、放牧明け初戦の回収率が優秀。パトリック自身、ヒイラギステーブル(兵庫県南あわじ市)からの放牧明けで、未勝利勝ちと3走前の2着があります。唯一の着外は19年9月の4着で、これは良馬場で後方から上がり2位の脚を使い、差を詰めるも届かずという競馬。状態や内容は上々でした。力の要る馬場で放牧明けの今回は、同馬のパフォーマンスを発揮できます。




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