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今日は明日の調査に時間が掛け過ぎてしまったら、もうこんな時間。平場を考えて書く時間がなくなってしまった。まあいろんなことをやり過ぎてるんだろうな、とは思う。
【高松宮記念】

「グランアレグリアが高松宮記念出たら楽勝しそうなIDMが阪神Cで出てしまった。そうなるとタワーオブロンドンとルメールさんの争奪戦になるな」。が、どちらにもルーメルが乗れなくなるなんて、まさに事実は小説よりも奇なり。

NHKマイルCでグランアレグリアが負けた後「もうこれは1200m路線行くしかないだろ」という思いだった。

新馬戦のIDMが53という驚異的な数字を叩き出し、桜花賞はアーモンドアイを凌ぐ70を出して完勝。そして前走は「どんだけ強いんだよ」と突っ込みを入れたくなるIDM78。勝つ時はとんでもなく強いのが彼女だが、負けるはずのない相手にコロっと負ける。なんかこんな女子選手いたな…。あ〜大坂なおみだ。全米・全豪オープンを勝つ選手なのに、格下の選手相手に上手くいかないと試合を途中で投げてしまう。グランアレグリアはそんな馬だ。

過去のレースを振り返ってみると、マイルではスピードがあり過ぎて折り合うのに苦労する。おまけに外から抜かれると競馬を投げてしまう。勝ったレースはすべて前の馬を抜いて、自分は抜かれない競馬ばかりだ。つまり、やる気が削がれると投げてしまう「プライドの高いアイドル」というのがグランアレグリアの正体だと思う。ようは、ポテンシャル抜群のチョーめんどくさいオンナである。なんとか坂にもそんなアイドルがいたような?。気のせいか。

こういうスピードがあり過ぎて制御が効かない馬は大概逃げ馬になってしまう。ミッキーアイル然り、古くはサイレンススズカ然り。しかしルメールさんは諦めずに控える競馬で我慢させて教育してきた。まさにサーシャコーチである。それが花開いたのが阪神Cだ。馬群から抜け出して33.5秒の脚で圧勝。もちろん距離短縮の効果もデカい。

まあ、わがままなお嬢様のことだ。「え〜、今日のエスコートはルメールじゃないの?じゃあ止める」くらいのことは言いそうなのがコワイ。が、今回はさらに折り合いが楽になる1200mだ。ルーメルの教育の成果があれば池添君でも大丈夫だ。多分(笑)。道悪?大歓迎でしょ(過去のブログ読んでください)。

相手はタワーオブロンドンは前走苦手な馬群の競馬を強いられて力を出せなかった。今回は直線の長い中京なので巻き返すはずだ。ダノンスマッシュの昨年の敗因は脚が遅い馬なのに上がり勝負だったこと。道悪で時計が掛かる馬場で前で競馬をすれば渋太いはずだ。穴を開けるとすれば初の1200mで強烈な末脚を使えるかもしれないモズアスコット。内を突くのが上手いステルヴィオはスピードが足りるかどうか?だ。

◎8番グランアレグリア
注9番タワーオブロンドン
注6番ダノンスマッシュ
注14番モズアスコット
△1番ステルヴィオ





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