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覚悟はしていたが今週も続く無観客競馬。これまでは聞こえなかった音、声が鮮明に聞こえるのは新鮮だった。ただ、見づらい位置からの作業と気を休めるところがない張り詰めた競馬場の空気で疲労度は普段の何倍も上。これからクラシックへ向けて盛り上がっていくシーズンだけに、一刻も早く沈静化して欲しい。
中京11R 中京スポーツ杯



◎6番ズアー

○2番ワールドフォーラブ

△15番イキオイ

△8番キャスパリーグ



 先週の中京、ダートは関西馬が全勝に対して芝は関東馬が優勢。ペースが緩みづらい短距離戦で特に目立っており、偶然にしては偏りすぎな結果だった。大きな要因として関西馬の多くが小倉からの転戦だったことがあるように思う。極端に荒れた馬場で何度も使われていれば、目に見えない疲労があっても当然か。

 ということでここの狙いは関東馬、ではなく小倉で使われていない馬。ズアーとワールドフォーラブはどちらも中京とは相性が良く、この開催を待っていた感が強いのは好材料。優劣は付けがたいが、先手も奪えそうなメンバーだけにズアーを上に取る。

 イキオイは勝ちきるタイプではないものの、末脚は堅実。中京は初めてだが適性は低くないはずで、54キロなら毎回大きく負けていないというのも大きい。

 キャスパリーグは前走が小倉というのが割引ではあるが、一度しか使われていないし間隔はしっかり明けられている。地力、安定感という面では一番だけに、ここでも勝ち負けはできて良い。





中京8R



◎グレートバニヤン



 控えて味のあるタイプではなく、馬格を生かして押し切りがベストの馬。コース適性は今回の条件が一番高く、先手さえ取れればあと一押しが効くはず。先週は大活躍だった減量騎手起用なら、積極策に出てくれそうだ。







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