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フェブラリーS
◎サンライズノヴァ○モズアスコット▲インティ、△ワンダーリーデル、ワイドファラオ、ヴェンジェンス、サンライズノヴァ、アルクトス、ミッキーワイルド
人気馬を上位評価も、相手は広げます。

「ダートGTでもノーザンF」という結果だった昨年のチャンピオンズC。フェブラリーSも同牧場のスピード・切れ味が生きるレースですが、今回は大将格のゴールドドリームとクリソベリルが不在。それならば、「重賞で勝ち負けできる育成牧場」を上位に評価します。
また、東海Sと根岸Sからの出走馬はいずれも在厩調整なので、狙いは今年初戦での戴冠を目指す別路線組です。
推奨馬は吉澤ステーブルWEST(滋賀県甲賀市)帰りのサンライズノヴァ。19年上半期は状態を落としましたが、リフレッシュ放牧明けの南部杯Vで完全復活。左回りコースの決め手勝負では現役屈指のものがあります。グリーンCCを連覇した際など、放牧明け初戦から気力が充実するので臨戦過程に不安はありません。
また、音無厩舎×同牧場はモズスーパーフレアと同じ。昨年、同馬やインディチャンプ、クリソベリルで見せた「ここぞの音無仕上げ」にも期待できます。

モズアスコットは根岸SでIDM79をマーク。出遅れながらポジションを取りに行く競馬。追走に脚を使いながら末脚を伸ばしました。58キロを背負ってコパノキッキングを打ち負かしているだけに、クリソベリルやゴールドドリームのいない今回は実績上位です。砂を被っても嫌がる素振りを見せなかったのも収穫。一戦だけではあるが東京ダ適性は高いと判断でき、1600mだから外目偶数馬番は好枠。発馬の改善も期待できます。そして、なんといっても、ルメール騎手。なんといっても矢作厩舎。GTで信頼に足る騎手厩舎です。

インティは昨年の9月18日に帰厩して以降、在厩で調整が進められています。そのため、理想的な臨戦とは言いづらい面があります。それでも、フェブラリーS、チャンピオンズCが高パフォーマンス。いずれも「左回り」の「単騎逃げ」でした。今回はその好走条件に合致する可能性が高く、評価を下げることはできません。

東京10Rハナズレジェンドの前走は、ラスト50mですごい伸びを見せました。東京替わりなら。




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