スタッフコラム一覧へ戻る



「東京8R」フリージア賞
◎7.ジェラペッシュ
○6.アメリカンシード

 ジェラペッシュはマイルだとポジションも後ろになってしまうし、この位距離があった方が良い。先週の雨で時計が掛かるようになっていればなお良し。アメリカンシードは血統はダートだが、さほど脚捌きに癖が無く素直。その分芝も走れているのだろう。追って頭が高い面は気になるが、先行して脚が続く持続性は評価可能。


【東京11R】ダイヤモンドS
◎11.タイセイトレイル
○7.タガノディアマンテ
▲1.オセアグレイト
注13.ヴァントシルム
△15.バレリオ

 万葉S圧勝のタガノディアマンテはスタミナを示している一頭として有力になるのは間違いない。近10年で1番人気が7勝のハンデ戦にハンデの意味があるのかは甚だ怪しいが、55kgで済むなら軽いとも言える。一つ懸念材料があるとすれば、上がり性能がやや低めということ。ダイヤモンドSも近年は上がりが速い傾向があり、それに対応できるかどうか。そこで、時計も含めて対応はできているのがタイセイトレイル。こちらを取りたい。決して反応の速いタイプではないが、結果的に前走の体重増は余裕があったのでは。絞れて来ればなお良い。
 同じ長距離でもステイヤーズSと決定的に違うのは先述の通り、上がり性能が必要ということ。ステイヤーズSは伸びを欠いたが、スピードが活かせる状況なら、ヴァントシルムは見直したい。東京の高速決着時にタイセイトレイルに僅差勝った履歴がある。こちらも前走はあまり良い仕上がりとは言えなかったので、立て直せていれば。
 昇級組は近年勝っていないが、ユーキャンスマイル、フェイムゲーム、アルバートなど、実績馬がちゃんと強かった年が続いていた。果たして今年のタガノディアマンテにそこまでの安定感を求めて良いものかどうか。というわけで、昇級組でもオセアグレイト、バレリオは注意しておきたい。どちらもスタミナは通用していいレベルにある。オセアグレイトは東京実績もあるが、単純に力を付けている。バレリオは2400m位で上がりが速いとギリギリだが、この位の距離なら上がり性能としては十分足りるだろう。





スタッフコラム一覧へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定||