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中山11R
カーバンクルステークス
◎10．ライラックカラー
○01．メイソンジュニア
▲08．ペイシャフェリシタ
△03．レジーナフォルテ
△05．エスターテ
年末年始の変則日程でデキも怪しいのに、６歳以上高齢馬はみな不振続き。
斤量を58kg以上背負う馬に信用が全くないので、勢いがあって好調を持続できている馬を素直に評価すべきだと考えます。
1200ｍは初になるものの、体つきはかなり整ってきたライラックカラー。
唐突にブリンカーを装着してきましたが、少頭数で絶対に揉まれそうにない外枠。決して1200mベストとは言えない馬ですが、だいぶ楽に運べるのではないかと。
メイソンジュニアは絶好枠を引きました。ただこの馬は、時計の速い馬場が本当に苦手。当日の状況をよく見極めながら対応したいところですが。
京都11R
万葉ステークス
◎07．エイシンクリック
△14．ミッキーバード
△15．タガノディアマンテ
△03．レノヴァール
△01．アイスバブル
一番重たい斤量を背負うのは、アイスバブルの55kg。
先の中山3600mで勝ち負けしているような「本当に強いステイヤー」は、重たすぎる斤量を背負うのを嫌ってこの条件は避けがち。
今年もその傾向通り、重賞どころかオープン好走実績も物足りない、ほとんど下級条件の好走履歴しかない馬ばかりが揃いました。
しかし、3000m級のステイヤー条件は、陣営が馬の資質を見誤って出走させることはそうそうありません。
いくらか長めの距離を試したのちに、軽斤量狙いではなくコース適性を見据えてこの条件を使うことがほとんどです。
そのうえで、ある程度の能力差をハンデで詰めてくれるわけです。なので、大まかに言ってこちら予想する側が、細かいステイヤー適性を見極める必要はありません。
実際、逆説的にステイヤー距離の重賞を何度も勝てるような強力馬がここに出ることは本当にレアケース。大抵は軽い斤量の助けを借り、追える騎手の叱咤でギリギリ持たせて勝つ方が多く、結局は「今回の条件がちょうどよくて展開も向いた」としか言いようのない例ばかり。
繰り返しますが、ステイヤーとしての高い資質を見抜く必要はないということ。3000m以上の距離に１〜２回ほど出ていて掲示板程度に好走しただけで十分。まあ適性はあるんだな、ぐらいの確認で良し。
そのうえでたまたま軽い斤量を引くことができるタイミングで、内ラチ沿い絶好の馬場状態を上手く生かせる脚質ならなお良い、という選び方。それだけでいいはず。
エイシンクリックは良いと思います。
５００万下条件を２度勝ちましたが、一つ上のクラスでは決め手がまるで通用せず。しかしながら、ステイヤーズSで３着に踏ん張れたという分不相応の実績があります。OPクラスで足りるレベルのステイヤー性能があるのに、今回は51kgで出走できました。
直線の坂越えを３度もこなし、途中で捲りも数回入りがちなので、ステイヤーズSは逃げ先行馬に超不利といえる条件。しかしその流れを逃げて耐えたというのは、スタミナ面で高い資質を感じさせました。
京都は向正面で仕掛けるのが難しいコースレイアウトですし、過去の傾向からも開幕週Aコース状況からも、逃げ先行馬の残り目が多いレース。条件がプラスになる場面だと思います。
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