ｽﾀｯﾌｺﾗﾑ

【中山７Ｒ】
◎16．ロンゴノット
○13．ヤウガウ
▲５．ショウナンマリオ
注９．コバルトウィング

　1800ｍでもスピードは要求されていて、体力勝負一辺倒ではない。それならロンゴノット、ヤウガウが上位になる。前走内容からもロンゴノットにはまだ伸びしろがあるだろう。ヤウガウの新馬戦にはコバルトウィングもいたが、レベルの高い一戦だったのでは。勝ったセランもカトレア賞では大敗したが、プラタナス賞で２着とクラス通用のものは示した。負けた馬も勝ち上がっている。本来、1800ｍらしい消耗戦ならコバルトの方が向いていると思うが、馬場状況を考慮すればヤウガウを上に取れる。ショウナンは脚抜き良い馬場での実績があり、安定感は取れそう。

【中山11Ｒ】カペラＳ
◎４．ゴールドクイーン
○３．ヒザクリゲ
▲12．テーオージーニアス
注15．ヒロシゲゴールド
△７．コパノキッキング
△10．レッドアネラ

　馬場が相当軽いようで、時計も速い。このような状況ならゴールドクイーンしかいないだろう。ながつきＳの再現をするだけでいい。当時離された２着だったヒロシゲゴールドはある意味ここでのボーダーとなる。時計が速い状況自体は得意な馬だが、それでも限界感があった。あの０秒８差の間に入りそうな馬としてヒザクリゲ、テーオージーニアスを準備したい。テーオーは速い馬場でも差す競馬ができる。テンが激しくなるなら展開利も見込んでいい。ヒザクリゲは前走が出遅れで参考外。1400ｍも微妙に長そうだし、コーナー４回だったサマーＣｈもあまり追わなくていい履歴。３、４走前のように、高速状況は向いているはず。コパノキッキングは高速決着になったクラスターＣで伸び負けの形に。去年より時計を更新しなければいけない状況で58kgは不利。ＪＲＡのダート1200ｍ重賞はこのレースしかなく、どうしても速い馬が集まるレースなだけに昇級組は厳しい立場だが、馬場状況だけならレッドアネラは合っている。実績馬相手の経験値は足りないが、テーオージーニアスと僅差の競馬はできる馬。今回一気にパフォーマンスが伸びれば。

【阪神11Ｒ】阪神ＪＦ
◎15．リアアメリア
○10．クラヴァシュドール

　サウジアラビアＲＣで良い牝馬がいるなと思った数週後のアルテミスＳにさらに良い牝馬が出てきたのだから、牝馬路線は層が厚いなと思った。完成度はリアアメリアの方が高い。素質的にはダノンファンタジーと同程度はあると見ている。クラヴァシュドールの方がまだ伸びしろが残っている状態。それで阪神ＪＦを勝てるのかどうかは分からないが、実質２強だろう。そこに絡むとしたら、ファンタジーＳが好時計だったレシステンシア。ウーマンズハートは切れ味に特化し過ぎていて、新潟得意は分かるが、果たして阪神はどうか。ちょっとでもスタミナを求められると厳しくなりそうだが。

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