前日情報へ戻る



★本日のメイン



東京11R

ジャパンカップ

◎08.レイデオロ

○06.ユーキャンスマイル

▲04.ムイトオブリガード

注10.ダンビュライト

△05.スワーヴリチャード

△12.タイセイトレイル



未だに府中市は雨がずっと降り続いたままで、止む気配がありません。

日曜日の昼頃にまで雨は続くとのことで、日照も期待できないのであれば、馬場回復も望めないでしょう。

十数年ぶりの重〜不良馬場で考えるべきだと思いますし、瞬発力性能ではなく、パワーと渋馬場適性が問われる状況だと思います。

土曜日になっても安定した1番人気がバシッと決まるムードではなく、時間帯でコロコロ入れ替わり、未だに単勝1番人気が5倍台弱で4頭が横並び。

こんな年は明確な根拠、はっきりした文脈でわかりやすく文句なしの勝ち馬が出現する年ではないはず。それこそ馬場適性が合う馬が勝つのではないかと思います。



近走の反応の悪さが不安でしたが、この馬場悪化はレイデオロにとって幸運だったのでは。

もとよりG1に向けてビッシリ作ってくるのであれば、不安はあまりないタイプですが、3歳牝馬や他の4歳ディープインパクト産駒の持ち味が大幅に殺される状況は歓迎。

土曜の競馬で今の馬場を十分に熟知できているであろうビュイック騎手。個人的には、チークピーシズ装着はやめてもらいたいところです。

そしてレイデオロのみならず、ディープインパクト産駒やステイゴールド産駒に対してパワーと腰の強さで勝り、どちらかというと腹目もボテッとしていて全体の骨量もある方でスタミナ優位な、キングカメハメハ産駒とルーラーシップ産駒に期待をしたい状況です。

ユーキャンスマイルは実績でこそ劣りますが、天皇賞秋での末脚は、いかにも距離が延びて良しと思わせる内容でした。

これまでG1戦線ではパーツの軽いディープインパクト産駒にやられまくっている履歴ですが、この馬はお尻の厚みが出ていてボリュームがある方。

そして後方の競馬でモタモタしていながら、アルゼンチン共和国杯で先行し、スランプを脱出したムイトオブリガード。これも腹ボテ・ずん胴体型。腰がだいぶ甘目で大歩きするタイプ。

この馬も同じ父のキセキと同様、溜めてもあまりいい味がないタイプなのでしょう。馬場悪化するなら、割り切っての先行策で有利が生まれます。

控えても常になまくらだった、ダンビュライトも同様でしょう。特に今回は、ウインテンダネスにかまわず自分の主張をしてほしいところ。

今の馬場で、なおかつ楽な単騎逃げができるシチュエーションだと思いますし、決め手がなまくらな馬が選べる選択肢はむしろ限られているはず。勝負してほしいです。



京都12R

京阪杯

◎14.モズスーパーフレア

〇06.ライトオンキュー

▲17.ファンタジスト

△07.カラクレナイ

△13.リナーテ

△08.ダイメイフジ



京都は雨も結局降らず、外有利と思わせておいてたまに内も残る適度な荒れ馬場。

若干時計が掛かるとはいえ、特別にカオスな状況でもないですし、ここはまっとうなスプリンターを選びます。

血統で見てもクラシック血統がズレて短距離を走るようなキャラではなく、外国産の名刺を持っている馬。体型的にも箱が小さく四肢が短い、それでいて筋肉量がある、明らかなスプリンターを評価したいところ。



モズスーパーフレアは、京都苦手のようにも感じますが、このメンバーなら敢えての評価です。

やはり強いですし、後続が追いつく画が浮かびにくい。ここは素直に行きます。

そして内枠を引いた組からは、真っ先にライトオンキュー。リナーテと能力はどっこいどっこい。

前走キーンランドCは、スプリンターズS1着3着馬と拮抗するレベルにまで迫りました。

しかし脚が短いピッチ走法タイプなので、前走のように馬群の外を大回りするよりも、やはり馬込に入れてロスせずに進めたい方でしょう。今回はいい条件が揃ったと思います。

そして、やたらと条件不利ばかり続いていたファンタジストも評価はします。

JBCスプリントは相当厳しい流れに敢えて突っ込んでいく競馬。相当タフな流れで不慣れな浦和、さすがに今回の方が楽になるとは思います。







前日情報へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定||