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★本日のメイン



福島11R

河北新報杯

◎02.ニシノラディアント

○10.イキオイ

▲05.オフクヒメ

△01.リンシャンカイホウ

△13.ヒロイックアゲン



逃げて好走した馬がざっと見渡しても4頭。ハンデ戦の早捲り合戦になれば、かなりタフなレースになると思います。

そもそも短距離条件の2勝クラスより上は、関東馬がすぐ頭打ちになるので、無条件で関西馬が優勢になる分水嶺。

中でも北出厩舎は、福島遠征の実績が抜群(特に芝1200m)。ニシノラディアント自身も同コースを得意としていますが、相手関係をちゃんと測って足りる番組でだけ出走している背景もあるんでしょう。



このクラスで足りているのに斤量が軽めで、人気も微妙な状況にある馬を評価し、3歳馬だからとやたらと過剰人気している馬はどうかなと。今回のメンバーで比較をすると、3歳牡馬55kg・牝馬53kgは重いと思いますが。



京都11R

ファンタジーS

◎12.マジックキャッスル

○11.ヒルノマリブ

▲13.ペコリーノロマーノ

△08.モズアーントモー

△07.ケープコッド

△04.エレナヴァレンティ



レースぶりを見ると、ヤマカツマーメイドやケープコッドの評価は高くなるのですが、ファンタジーSは過去のジンクス的にも2勝馬が全く連対できないレース。

2007年より以前は、北海道に2歳馬のいい馬が集まる確率が高く、北海道ルート全体のレベルが高かったので、短距離路線で2勝目をアッサリ勝った馬の価値は非常に高かったのです。

しかしここ最近、新馬戦の条件がかなり多様化し、マイルや中距離の番組が増えたと同時に、良い馬が7月8月からマイル路線に流れたり、気温が40℃近くになる夏場は温存するムードがあるためか、北海道や小倉で無理してでもデビューを早める理由がありません。

少頭数の番組が多く、以前よりもレベルの落ちた北海道・小倉開催で連勝しても、あまりメンバーの濃いレースではないためにレベルも大したことありません。

同時に、8〜10月短距離と比べても、このファンタジーSとのレベル格差が高いため、ここ10年ほど、2勝馬がファンタジーSで連対できない傾向が続いています。早めに仕上げただけ損、という部分もあるのでしょう。



デビューが遅めか、間隔を空けて仕上げなおして臨む、前走と比べての上がり目が非常に大きな馬を狙いたい場面です。

2戦ともに明らかに腰ハマりが悪くてまだ成長途上だろう、と見えた状態で走ったマジックキャッスルに期待しています。

まだまだ馬体は増えるはず。輸送で減ると相当怪しくはなるので当日注意すべきも、かなり運動神経は高い方です。体型的にもマイルは長いと思っていたので、条件的にも好転すると思える過程。

そして同じく、馬体がまだ甘い状態ですずらん賞を2着したヒルノマリブも注目。

ペコリーノロマーノは、センスは高い馬なのでいきなり仕上がっていれば。



東京11R

京王杯2歳S

◎08.ビアンフェ

○02.マイネルグリット

▲04.タイセイビジョン



重賞好走歴のある3頭しかいないというより、おそらく関東馬の上がり目が薄すぎるのでは…という印象。

ヴァルナもそこまで上昇の凄い馬ではないように思っています。ビアンフェのスピードがまだまだ上のはず。







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