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 ダノンスマッシュとタワーオブロンドンを打ち負かす可能性があるのは差し馬ではなく逃げ馬。類い稀なスピードを持つモズスーパーフレアだと予想します。
 同馬はとにかく放牧明けで走る馬。気持ちで走る牝馬らしく、心身が充実した状態でこそ力を発揮します。吉澤ステーブルWEST(滋賀県甲賀市)へ放牧に出た後のレースでは【4103】。馬券圏外になった二回は1400mで、もう一回は前走の北九州記念です。前走は26キロの馬体増が影響したのか最後に失速。控える競馬も合わなかった印象です。
 この敗戦はちょうどこの春、安田記念を勝ったインディチャンプが、前哨戦のマイラーズCを10キロ増で敗れたことと被ります。モズのローテは当初から計画されていたもので、前走が余裕残しだったのも陣営は計算の上だったのでしょう。今年重賞6勝を挙げている音無厩舎だけに、渾身の仕上げでパドックに姿を見せてくれるはず。中山芝1200mはオーシャンSを好時計で勝っている実績ある条件。快逃に期待します。

◎Aダノンスマッシュ、○Fモズスーパーフレア、▲Hディアンドル、△Bセイウンコウセイ、Gタワーオブロンドン、Cリナーテ




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