ｽﾀｯﾌｺﾗﾑ

★本日のメイン

小倉11R

小倉日経OP

◎02．レトロロック

○04．トリコロールブルー

▲10．ケイティクレバー

△06．ジョルジュサンク

△03．ハイヒール

全体に高齢馬の多い番組ですが、年を食っているのにここまで小倉への出走履歴が少なく、あんまりバッチリした小倉適性がありそうに思えないタイプの集まりですね。

小倉コースに関してだけは、近走能力をその通り受け止めていいのかどうか、一歩踏みとどまって考えるべきです。

レトロロックは小倉芝1800mで5戦3勝2着1回。徹底して細身で馬力不足ながらバネがいい馬。この距離でこそというタイプ。

年によってディープインパクト産駒の小倉成績はブレるものなのですが、この２回小倉の芝1800m＋ディープインパクト産駒に限ると、複勝率５割あるそうで。多頭数出ししていた番組もあったのにこの成績は超優秀です。よほど、メリハリの性能が必要な状況なのでしょう。

レトロロックは前走の重賞で、内でしばらく黙りっぱなしで包まれ通し。全く力は出していませんが、手応えはあるところを示しました。ここは狙い時。

トリコロールブルーは能力的に高い評価が妥当な馬とは言え、ブラックスピネルを捉えられず、スピリッツミノル相手に芝の良馬場で競り負けって、相当に怪しい履歴としか思えません。果たしてどうなんでしょうか…。

ケイティクレバーはあまりに格上のレースに出過ぎ。立て直して肉付きがどこまで戻っているのかもチェックすべきですが、今回は楽な逃げになりそうです。巻き返しを狙える場面だとは思います。

札幌11R

キーンランドC

◎11．ライオンボス

◎16．リナーテ

○13．ダノンスマッシュ

▲09．カイザーメランジェ

△14．ライトオンキュー

△02．デアレガーロ

函館スプリントSに出走できていた馬が、どうも追い切り気配イマイチ。アスターペガサスもタワーオブロンドンも相当怪しかったです。

逆に、函館開催をパスできた馬の方がいい仕上がりのように見えます。30℃を超える夏の暑さがピークだった時期に、稼働をズラすことができた影響が大きいのでしょうか？

また、各短距離重賞では世代交代開始かと思えるほど新興勢力の勢いがあります。小倉の北九州記念こそ、６歳牝馬ダイメイプリンセスが勝ちましたが、２着は３歳馬ディアンドル。もう６歳以上の馬は基本的に怪しい、と見た方がいいかもしれません。

特にリナーテはよかったです。随分機敏に動けていました。馬場は外伸び傾向でもあり、揉まれたくない同馬にとって絶好枠でしょう。

ダノンスマッシュは可もなく不可もなく、よりは上程度。

ライトオンキューがメチャメチャいい動きをしていた割に超人気薄なので、この馬は押さえておきたい所。

父・母父ともに北海道での重賞勝ち履歴がある洋芝血統のカイザーメランジェは、サマースプリントシリーズ優勝の可能性があるのでここが本腰。押さえは必須。

そして、コーナー競馬がどうなのか？と言われているライオンボスですが、自分はそもそも以前から能力がちゃんとある馬だと思っているので、これだけ人気が落ちているなら飛びつきます。連勝の勢いを実感できるメリハリの効いた体つきで、追い切りも抜群。

それと土曜日のWAJSで、ルパルー騎手は残念ながら勝負圏外へ。このキーンランドCで本腰入れてくれる態勢が整ったものと見ました。勝てば当然、サマースプリントシリーズ堂々優勝です。

新潟11R

新潟２歳S

◎11．モーベット

○06．ウーマンズハート

▲12．ウインカーネリアン

△13．ペールエール

△02．クリアサウンド

△09．タイムマシン

当日になって、馬が前走よりも枯れたりせず、鍛えたうえで能力や仕上がりが上昇しているかどうかが大事なので、実は前日時点であまりそれほど言うことがない、前予想として悩むレース。

ただし、できれば押さえておいた方がいいポイントというものがあります。

☆前走マイル戦なら0.2秒差以上で圧勝していること＝距離適性と能力の証明

☆前走中距離なら圧勝よりも接戦勝ち、

☆前走上がり３F１位ないし２位は必須、なるべく上がり１位

☆440kg以下の小柄な馬と500kg以上大型馬はかなり不利、中型馬有利

☆前走稍重～重馬場勝ちは、疲れによるデキの急落がありがちなので注意

とは言え、結局は「この先の上昇に繋がるよう、余力のある状態で勝つ」ことが大事。

圧勝＋上がり最速での勝利の馬からまず注目し、その後厩舎でごにょごにょできるかどうかは、当日改めて確認します。

モーベットは良い方の馬だと思います。

オルフェーヴル産駒らしく気性難丸出しのパドックでしたが、レースは実力６分ぐらいの様子で随分アッサリ勝ちました。

手先が非常に軽くピッチ走法に見えるほどの回転力で、決め手にも優れています。ウーマンズハートもキレのいい馬ですが、これと互角以上はあると思うほど。当日改めて成長しているかどうか。

福永祐一騎手がわざわざ乗りに来たという裏事情もあるでしょう。

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