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★本日のメイン



札幌11R

エルムS

◎12.グリム

○02.テーオーエナジー

▲03.ドリームキラリ

△06.サトノティターン



木〜金の雨が結構強く降ったために、土曜札幌開催時点で不良馬場。普段、ダート1700m未勝利戦では1分46〜47秒台の決着が主ですが、土曜日は1分44秒台の決着がありました。やはり過剰にスピードが必要な馬場となっています。

回復も急な様子では特になさそうですし、稍重程度に戻したとしても、1分41秒台も見える決着になるのでは?例年通り追い込み不利、前有利で考えるべきでしょう。



リアンヴェリテは本当に不利な枠に入ってしまいました。

エルムSは過去10年でもそうですが、その倍以上遡っても13&14番枠は全く好走例がない、強烈な不利枠。ちなみに最内1枠もかなり良くない方です。出足が鋭いというほどでもない馬が、相手強化となってこの枠は…。

また、脚抜きが良い馬場とは言え、そのリアンヴェリテが相当無理して主張して来るので、前半は結構厳しいペースとなるでしょう。

先頭が息切れするかもしれないのなら、札幌で有利なのは2列目。特に、インベタをピッタリ回りながら進められるハコ内は絶好。

決して逃げ専タイプでもなく、そのポジションを意図して取りに行けるテーオーエナジーにはかなり注目しています。

グリムは単純な実力上位。それでいて外すぎず、被される心配がない適度な外枠。追走性能で見劣りする馬では決してないので、中心視で当然でしょう。

突っ張って行ききれた時のドリームキラリは穴候補、勝ちきるのは難しいにしても、サトノティターンは差し性能の高い筆頭候補と見ます。

モズアトラクションはテンにかなり鈍いタイプ、1分43秒台辺りがダート1700mの時計限界だと思うので、さすがに下げます。



小倉11R

博多ステークス

◎08.ラテュロス

◎04.ドリームソルジャー

▲07.チカノワール

△06.ウインクルサルーテ

△02.アロハリリー



また今年も博多Sは少頭数。おまけにメンバーを見渡すと、本当に逃げ馬が不在。展開を握って、スローに持ち込んで思わぬ変わり身を示す馬はいるでしょうね。

その恵まれる馬がどれなのかを特定するか、あるいはスロー上等で決め手を使って勝てる馬を探すのが今回の方策。

しかし、展開不問で末脚を確実に使う馬となれば、前走1着の2頭しかいません。あとは、逃げての激走が急に上手く行きそうなキャラを選ぶかどうかでしょう。

堅い配当でも仕方ないのではないか、と考えています。

例年、少頭数なのにやけに7枠&8枠が連対する、外枠有利の条件なのも考慮。



新潟11R

関屋記念

◎13.ミッキーグローリー

○10.ロシュフォール

▲14.ミエノサクシード

▲04.オールフォーラヴ

△06.ソーグリッタリング

△03.ケイデンスコール



土曜日の新潟を見る限り、強烈に速いというよりは、新潟なりに速いという水準。追走ペースが速くなることは決してなくて、上がりの速い決着に対応できるかが肝。

その上で、馬場の大外に持ち出しても十分間に合うようですし、逃げ馬が苦戦中。内ラチ沿いもそんなに良いとは言えなさそうで、現場で戦う騎手も、直線では結構大外を狙う動きが目立ちます。

直線でヘタに揉まれる位置にいないことが肝要で、抜群の脚力を示すことがポイント。大味なフットワークでもOKという状況です。



ミッキーグローリーが十分に仕上がっていると感じたので、これは素直に信じます。

実績的にはハンデG3を僅差で勝っただけなのですが、能力的には全く文句なしのレベル。腰と背中の支点が相当しっかりしている分、大柄なものが楽々動くのは驚異的。G3水準は楽に超えているのではないかと、正直思っています。

その上で、ルメール騎手騎乗も良いのですが、56kgで出走できるのが有利。外枠を引けたことも強みですし、猛暑シーズンだった昨年夏に連勝した馬。人気であっても評価するなら、この馬だと思っています。



ロシュフォールは追走面での不安、時計勝負の不安は残りますが、新潟の外回りに変わるプラスが大きいタイプだと考えます。ワンターンの競馬であることが大事かと。

また、放牧先から美浦に戻らず、直接新潟に直行した様子。サマーシリーズの中で2000シリーズ→マイルシリーズに路線変更してまで、狙ってきた鞍というのも大事かと思います。

ミエノサクシードは、良い状態をキープしてさえいれば。前回は消化不良のレースでしたが、このレースで有利の外枠を引けました。持ち時計も十分足りている馬。比較的チャンスは大きいのではないかと思います。

オールフォーラヴは、絶好調モードにあるのが明らか。時計の掛かった馬場から高速馬場に替わるのは心配ですが、そもそもの血統がディープ×キンカメ。体のパーツは細めで素軽い方。2走前の通り、速い馬場でも根性を見せられるタイプでしょう。

ケイデンスコールとソーグリッタリングは、総合力としては強い馬なのですが、軽い新潟で考えると筋肉量と骨量がややあり過ぎの方では…。その懸念で評価を少し下げます。







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