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今年の宝塚記念は小頭数の割にメンバーは揃った感じなので大荒れはしないと思う。ただ難しいのは順番と組み合わせ。
【東京4R】

デュアライズは細身で小柄で腰も甘い馬だがしなやかさだけは抜群の馬。前走が出遅れて最後方から一頭違うスピードで3着まで食い込んできた。距離延長の今回は追走も楽になるしスタミナはある馬のである程度の位置からでも競馬ができると思う。ブラックハーデスは上がりが少し掛かる競馬なら渋太さが活きる。昨日の雨の影響が残る馬場状況は得意のはず。

ラヴィアンレーヴは前走大外から脚を伸ばして2着の競馬で3着馬は既に未勝利を勝ち上がっている。状態は良いし荒れ馬場向きだ。ただ全馬が内を避けて外がそれほど伸びない状況だと脚を余す可能性もある。前残りの競馬ならシュルテンシチーまで考えたい。

◎14番デュアライズ
〇1番ブラックハーデス
▲13番ラヴィアンレーヴ
注9番シュテルンシチー


【東京6R】

レッドグラティアスはかなりの大型馬だが馬体はしっかりした馬。マイル戦ではスピードで負けてしまうので、この距離延長はプラスのはず。相手はIDM40台の馬からの選択だがどこまで絞り込めるか?が鍵になりそう。

◎7番レッドグラティアス


【阪神11R 宝塚記念】

毎年だが馬場は雨の影響を受けるレースで今年も日曜日の午後は雨予報。小頭数だがキセキはあまりペースを緩めた逃げを打たないのでやはり今年もスタミナが問われるレースになるはずだ。レイデオロは有馬記念でキセキが作り出したスタミナ戦をクビ差の2着で負けたレースだった。スタミナを証明したとも言える反面、楽勝とはならなかったということでもある。今回は敗戦したドバイ帰りでどこまで立て直しているのか?が気になるところ。

狙いはスワーヴリチャードになる。昨年の大阪杯では向正面で捲って3角先頭からそのまま押し切った勝ち方で、中距離戦でのロングスパート合戦は得意中の得意の馬だ。高速決着だった安田記念やJCではスピードで負けてしまうし、中山記念や有馬記念ではこの馬の不器用さが全開になってしまうが、宝塚記念なら時計は掛かる競馬になるし、そもそもスピードが問われない。やっと久々に適条件に回ってきた感が強い。

もう一頭の狙いはリスグラシュー。キレ味はあるがなかなか勝ち切れない馬というイメージだが、3歳時は430s台の華奢な馬体が現在は460s近くまで馬体重を増やして来ていてIDMも金鯱賞で75まで上げてきている。ここまで長期の休養はほとんど挟まないまま順調に使い続けられたこと、ハーツクライという血統を考えるとスタミナという点ではかなり満たされて来ているのではないか?と想像している。

キセキは逃げるペースが緩いと決め手負けをするし、速過ぎると有馬記念のように潰れてしまうので乗り方が難しい。川田次第なんだろうと思う。アルアインは上がりの掛かる競馬なら勝てるというのを示した前走で、今回も条件的には走れるはず。

◎11番スワーヴリチャード
▲12番リスグラシュー
〇2番レイデオロ
注1番キセキ
注4番アルアイン





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