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★本日のメイン



函館11R

UHB杯

◎5.ショウナンタイガ

○1.インシュラー

▲2.センショウユウト

△8.タイセイソニック



ハンデが絶妙過ぎて、逃げる馬すら全く分からないメンバー。

ルマーカーブルは外枠に追いやられてしまいました。この馬は2勝クラスだとテンのダッシュ力ですらひたすら足りないはず。

函館芝1200mのハンデ戦は、前半と3コーナーの入りがかなり激しくなりやすいので、恵まれというものがほぼありません。なるべくなら決め手上位の馬を評価したい場面。



ショウナンタイガは、開幕週のHTB杯に出走する予定だった馬。

追い切りの内容が抜群だったようで、本来なら1番人気を争う評価だったはずでした。特に除外で体調面に影響を及ぼす不安などがないのなら、素直に評価できます。

キンショウユウトは函館芝を勝った履歴があり、ダート寄りの馬では決してありません。内枠を引けたことをプラスにしたいです。

インシュラーは前肢の出が硬く、序盤の立回り争いでチョイ脚が効くものの、決め手もちょっとだけ。最内枠をプラスにできるタイプですが、ギリギリを攻めないと足りないので常に詰まる不安があります。



東京11R

パラダイスS

◎1.テトラドラクマ

○6.ショウナンライズ

▲7.リバティハイツ

△10.キョウワゼノビア

△13.キャプテンペリー



土曜日の雨で東京芝はかなり悪化しそうですが、日曜日は止む予報。本降りモードは次の月曜日に持ち越すようです。

おそらくは曇り空でしょうし、ある程度緩んだままの状態を維持し、そこまで乾きはしないはず。馬場傾向も、それほど変化はないだろうと思います。

4コーナー直線で馬場の大外を回ろうとしても、脚を取られ続けるだけで不利。基本的には先行馬優勢、差すにしても内枠。パワータイプが空回りする傾向…まで押さえます。



そして今回、内枠を引いたのはテトラドラクマ。

この馬は繋ぎの柔らかさが過剰で、手先の返し・返りが弱いタイプ。ビシッと弾ける瞬発力を使えません。なので重賞勝ちも、競り合わずに逃げてのもの。

こういうタイプだからこそ、この渋った馬場状態がプラスになるのでは。オープンで足りる持久力だけは、十分に備わっていると考えています。

ショウナンライズも、上がりが33秒台だと全くダメなタイプですが、消耗戦必至の状況なら。

リバティハイツも、本来は時計が速すぎる馬場がそんなに向く訳ではないのでは?と思うのですが。



阪神11R

宝塚記念

◎12.リスグラシュー

○3.エタリオウ

▲4.アルアイン

△1.キセキ

△2.レイデオロ



昨年の宝塚記念に出走していて、今年も再登場しているのは、キセキとノーブルマーズ、タツゴウゲキのみ。

昨年と比べればメンバーはごっそり入れ替わって、しかも全体には強化されているはずですが、それでも新鮮味に欠けてしまうというのが第一印象です。

昨年の下半期、天皇賞秋やJC辺りでしのぎを削り合った馬が、今年の金鯱賞や大阪杯などでも相まみえていて、さらに宝塚でも似たようなメンバーになったからですね。

その中心にいたのは現5歳世代。今回4歳馬の出走がエタリオウのみ、というのはやや寂しい限り。4歳世代の新規参入が消極的だったために、「またこのメンバーか」という印象が先に立つのでしょう。

ついでに言うと、なぜ、アルアインが大阪杯でいい目を引けたのか?を考えると、

「金鯱賞の上位馬が大阪杯に向かわなかった」「昨今の海外遠征ブームもあり、(今回は出走してきた)5歳世代の最上位馬が揃わなかった」というのも大きいはずです。キセキを競り落とせたのは、素直に偉いとはいえ。



アルアイン目線で言うと、大阪杯と比べるなら今回は大幅な相手強化となります。

しかし、頭数も全体に落ち着いたばかりか、上と下のレベル差が激しすぎて、序盤の追走段階で圏外に置かれそうな馬もチラホラ。

差し想定の馬の位置取りが、思ったよりも前にあると考えた方が良いでしょうし、隊列があまり問題にならない程度のマーク戦となるはず。

ペース自体はキセキの意のままにできるとは言え、差し馬勢に対してほとんど有意なレベルのリードを取れない上に、捲りがあればあっさり追いつかれる程度の隊列、というのもポイントかと思います。

スワーヴリチャードやエタリオウが、何かしら衰えているか、あるいは戦略に縛りが発生していて、道中何もしでかしたりしない、というのであればそりゃキセキ有利ですが…そうはならないだろうと。



期待はリスグラシュー。

本当に馬体が細い馬で、寂しすぎて危ないのでは?と思えるほどの形でしたが、昨秋に大幅に馬体が増えて、一気に安定した感があります。

この馬は本当に走破力が高く、スタミナが抜群。馬群を捌くのが案外下手な方で、馬場も内ばかりが有利になってしまうと反発できずにコケるタイプですが、外が伸びる設定の時は本当に安定していますし、同時に外枠を引いた時の成績がかなり良い方です。

今年3月の金鯱賞の馬場状況で、馬群の外を回って末を伸ばすというのは、当時のアルアインがだらしない形で終わったのと比較すれば驚異的でしょう。

馬場が荒れきって8枠が比較的強い傾向にある宝塚記念ですし、一番理想的な枠を引いたと言えるでしょう。



スワーヴリチャードは直前芝での追い切りがかなり不満。レース振りも最近噛み合っていません。

昨年の大阪杯では強烈な捲りを披露して見せましたが、あの奥の手を使ってからその後、末脚比べでもなまくらになったように思えます。結局右回りを克服しきれているわけではないのでしょう。

レイデオロは、最後の連対が有馬記念。その好走からかなり遠のいていて、前走のレースぶりがだらしないまま、挽回・調整期間がないまま本番を迎える、というのがかなり不満です。ここで噛み合う競馬をしてくれるのかどうか…。

内枠の4頭は、当日の仕上がり次第だと思っていますが、実際のデキだけの比較はアルアインやエタリオウ>レイデオロではないか、と思っています。







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