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★本日のメイン
阪神11R
天保山S
◎2.ファッショニスタ
○3.ヴェンジェンス
▲14.スズカコーズライン
△15.サヴィ
金曜日にまとまった雨が降り、土曜日前の馬場発表は阪神ダート:不良。土曜日が快晴という予報はありませんし、まず間違いなく湿り気は残るでしょう。超高速馬場になっていてもおかしくありません。
そして天保山Sは、例年1分22秒台で決着するレースなのですが、ダートオープンクラスの不良馬場なら、1分22秒台フラットか、1分21秒台突入も見込むべき。
今回出走しているのはみなある程度上積みにも乏しい5歳以上馬で、持ち時計の大幅更新をあまり考えにくいタイプばかり。先行脚質ですらない馬も多いですね…。
時計の更新を見込むなら、つい最近オープンに上がってきたばかりの若い馬でしょう。
ファッショニスタはこれまでダート1400mで連対をほぼ外したことがない馬。
持ち時計は1分22秒台で留まっていますが、それは昨年秋にJBCレディスクラシック参戦するにあたって、1800m仕様で調整してきていた時期があったため。
改めて準オープンを好時計で制し、立て直してからの今回は、確勝を期しての臨戦。
そして出走メンバーで重・不良馬場の好走歴がありつつ、断然の持ち時計があるのがヴェンジェンス。どれも1分23秒台で留まっている馬に比べれば、はるかに高速馬場への対応力があります。
そして今回のメンバーで、おそらく逃げイチとなりそうなスズカコーズラインに注目。
前走は格上馬にハナを取られて耐えられませんでしたが、坂上までは我慢。脚抜き良いダートはおそらく得意。前走よりも楽な競馬になることを見込みつつ。
サヴィは良い馬なのですが、この馬場で大外枠というのはいかにもキツイのでは。
東京11R
多摩川S
◎17.トライン
○10.サトノキングダム
▲2.エルプシャフト
△1.アバルラータ
△5.ペルソナリテ
△13.ルーカス
夏の4歳降級馬がいないというのなら、実際問題、条件クラスでハンデ戦を行う理由が存在しないのでは…?
まあ、この際ハンデ戦の意義は置いておきますが。
多摩川Sは58kgを背負う馬であっても、4歳降級馬が圧倒的に強かった条件。
つい先週までオープンクラスで戦っていたことと、今回が条件馬相手になるので相対的に相手弱化となる効果が大きいレースでした。
しかし、今年は「信じられる格上馬」がおりません。
トップハンデの馬は準オープンを勝ちきれない2着続きの馬で56kg。競馬の内容を比較しても、この条件安定だと信じきれるレベルではありません。
なら、今年から何がハンデ戦のアドバンテージなのか?を突き止めることが大事。
おそらく、という予測ですが、格上挑戦となる馬の斤量2kg減効果が、今年からは相当有利になるのではないかと。
当日の馬場状態もチェックしたうえで判断すべきですが、
ここまでトータル10戦もしていないのに3勝を挙げたトラインは、まだかなり伸びしろを隠している馬のように感じます。前走の勝ちっぷりも優秀。
指数も足りていますし、東京までの輸送さえクリアできれば、このメンバーでも(今年は降級馬がいないので)余裕で通用してもおかしくないはず。
相手も、前走1着馬で馬体が変わってきた可能性がある馬を評価したいです。
晩成気味血統で、休んで馬体が良くなってきた可能性があるルーカス、重馬場が滅法得意で前走重賞格上挑戦だったペルソナリテは注意。
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