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【東京7R】
◎15.ダイスアキャスト
○1.クリスタロス
注14.ポップアップスター

 ダイスアキャストはこのクラスでも勝てる素材。単純に力上位と見ている。問題はポップアップスターで、安定して走れてはいるが、そのレース振りはというと本当にジリ脚。幸い今週は少し時計が掛かり気味なのはこの馬にとっては救いだが、勝つイメージはなかなか持てない。既に5歳で上積みもほとんどない。現状の力で足りるメンバーというだけだ。やはり伸びしろを考えれば3歳馬に注目したい。クリスタロスは1800mで勝ったが、マイルも全く問題ない。時計更新は課題だが、そこは斤量差がある。相手候補筆頭としたい。


【東京11R】安田記念
◎2.アエロリット
○8.ステルヴィオ
▲15.ダノンプレミアム
注14.アーモンドアイ
△4.サングレーザー
☆5.インディチャンプ
☆7.モズアスコット

 こうまで内有利が顕著だと、どうしても外枠差し馬というのは厳しく見ざるを得ない。アーモンドアイのマイル性能自体には何ら疑いを持っていないが、この枠から外を回しても差せるかどうかは、最大限良い方向に見積もっても届くかどうかギリギリなのでは。ダノンプレミアムは先行できるので、なんとか内に潜り込ませることができれば良いが、枠ナリに外を回ると苦しくなる。近走はスローばかりだが、サウジアラビアRCがHペースの番手。世代で一番強い牡馬がダービー馬ではなくマイラーだった、というオチでも良いと思う。
 去年もそうだったが、内有利の安田記念として個人的に印象に残っているのはアグネスデジタルが勝った年。当時はグリーンベルトがあるようなコース替わりだったが、ある意味似たような状況だと思う。狙うとしたらイン差しが可能な馬、ということになる。そういう競馬ができそうとなると、枠的にも外枠ではなく、最悪半分より内の枠から。ちょうど半分に収まっているのがステルヴィオで、イメージするのはマイルCSと同じ競馬だ。レーン騎手自身も先週のダービーで外を回してはアウトというのは身をもって体感したことだろう。そして内枠先行馬のアエロリットも当然ケアしなければいけない存在、というか、前走が飛ばし過ぎだと思う。スピード自体はある馬だが、1200m並みのペースにしてまで主張して行かなければいけないタイプではないはずだ。状態自体は良かったが、海外遠征帰りということもあっただろう。2走目で息持ちも良くなってくるはずだ。負けはしたが、レコードのペースを作り、自身も30秒台では走破している。このメンバーで30秒台を持っているのはアエロリット1頭だけ。むしろ有力扱いして然るべき。
 あとは内目の枠からイン差しができれば浮上可能そうな馬を。サングレーザーは昨年が外枠だったので、今年は枠は良いはずだ。札幌記念も内から差しており立回り次第。





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