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★本日のメイン



東京11R

ダービー

◎6.サートゥルナーリア

○13.ヴェロックス

△7.ダノンキングリー

△15.リオンリオン

△10.クラージュゲリエ



今年の皐月賞上位3頭が強い、という考え方も確かなのですが、今年の主流路線以外のレースがずっと、ずーっとレベルが低かったと解釈するのが正しいのではないかと思います。

青葉賞は相当久々に逃げ切りが決まりました。上がりの性能で確かな馬が全く出走していなかったということ。

京都新聞杯は、500万下であっさり負けていた馬が展開とワンチャンスで勝ててしまったレベル。

エメラルファイトも基礎性能が見違えるぐらい、大変身してくるほどの追い切りではなかったと思います。

逆に、前哨戦をパスしてきたサートゥルナーリアが参戦した皐月賞ばかり、指数がドカンと上がるという。

ピラミッドの裾野が頼りないレベルで、トップばかり良く見える年、ということなのでしょう。

1600mや1800mあたりのレースなら、それでも紛れが起こる余地があるのですが、2400mともなるとやはり違うはず。この距離をびっしり走り切れる馬が、おそらく片手で数えられるぐらいになるんでしょうか。

相当時計の速い馬場なのもあって、オークスも上位がバラバラとした入線で、最後1秒2秒負けている馬が大半でした。ダービーもおそらく、トップの熾烈な争いはともかく、オークスと似たような全体入線像になるのではないかと思っています。

皐月賞の3頭まずありき、その上で総合力が僅かに届き3着可能性があるような穴馬を2〜4頭…というアプローチになるべきだと思います。



そして追い切りの動きを見ると、さすがにサートゥルナーリアで仕方ないか?と気持ち降参気味。

やはり動きますね。そして疲れが感じられない、ここ一本で加減せずに追えるという過程も大事。

そしてこの中間、好時計を3本も揃えているのがヴェロックス。最終追い切りも素晴らしい動きでした。

ダノンキングリーは直前追い切りがポリトラックコース。これは皐月賞と過程は一緒でしたが、時計がだいぶ遅めです。皐月賞の時と比べても、やや加減しているように感じました。

皐月賞の最後の叩き合いで現実に負けていますし、今回2頭相手に勝てる武器を携えてきたのか?と考えると、あんまりそういうのが見えてきません。

その他でこの一角に食い込めそうな候補として、臨戦過程が良くて追い切り抜群に見えた、クラージュゲリエとリオンリオン。



京都11R

白百合S

◎4.ヒーリングマインド



グラディーヴァとモズベッロが前走捲り、サヴォワールエメが前走逃げ。先行馬という括りであればヒルノダカールやレッドアネモスもいます。

テン争いでチャレンジしに行った馬、あるいは抑えが効かない馬がやたら多いと感じました。

特に、前走500万下をその戦法で勝った馬は、改めてその戦略をなぞるのではないかと。



ここは距離短縮のローテーションということもありますし、ほぼ唯一ガチッと抑え込んだ差しに回ると予想できるのがヒーリングマインド。

前走馬体を比較しても良い方だと思いましたが、今回は逃げの同型複数競合というだけではなく、捲りが複数いるメンバー。少なくともヒーリングマインドには、かなり流れが向くのではないかと思います。



東京12R

目黒記念

◎6.ブラストワンピース

▲1.ウインテンダネス

▲9.アドマイヤエイカン

▲12.パリンジェネシス

△8.チェスナットコート



ダービーで無理して穴馬狙いをするのはやめて、爆荒れ上等の条件が揃っている目黒記念に全力を投じるべき。

土曜日は速い時計が出るものの、結構強い風を受けるので直線入口でバラける流れになりやすく、パワータイプの大トビが不利を受けずに走れる馬場のよう。

インベタ有利のはずなのに、内で詰まることなく苦も無くラチ沿いから捌いて出たレースがいくつもありました。



それならば、ブラストワンピースは流石に外せないと考えます。

1番人気となる資質は十分。見せた性能は断然上ですし、59kgというのが何より軽く、またその周りの実績不足の馬の斤量が重たすぎ、という相手関係です。これはさすがに評価しないとまずい、という水準。

また、追い切りも本当に良く動きました。真っ当に仕上がっているレベルのはずです。



適性面では昨年の勝ち馬ウインテンダネス、ステイヤーズSで好走したスタミナが活きそうなアドマイヤエイカン、勢いに乗った時が怖いタートルボウル産駒のパリンジェネシス。

この3頭に注目しています。どれも先行タイプ。ズブズブ展開が発生するメンバーではありません。展開有利が露骨に影響する場面ではないかと思いました。







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