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さ、明日はダービー本番。予報では34度くらいになりそうなので、現地行く人は帽子か日傘、濡れタオルなんかを用意しとかないと熱中症になりそうです。待つ時間が長いので万全の対策をして乗り込もうと思います。
【東京11R 東京優駿】

「今年のダービーはこの2頭でしょうがねーだろ」というのが皐月賞での印象。福島のモニターパドックで見ていて抜けたモノを感じさせたのがサートゥルナーリアとヴェロックスの2頭。そして2頭が外を回るロスがありながら脚を溜めていたダノンキングリーを捻じ伏せるように入線したレースだった。

サートゥルナーリアはエピファネイアによく似た馬で、こちらの方が胴が長めの馬だ。腰が甘くて皐月賞ではまだ仕上げた感じがないのだが、それでも相手を捻じ伏せた辺りに奥の深さが感じられる。おそらく完成するのは先だろうが、モノとしては今年一番の馬のはずだ。不安があるとすればスローの上がり勝負になった場合に馬群で包まれることか。ただレーンはちょっと今までに見たことのないレベルの騎手で、そうそう不利を受けるような競馬はしないのではないかと思っている。

ヴェロックスは今年に入ってからの成長が著しい馬だ。昨年は腰が甘かったり体が硬くなってしまったりとデキが安定しなかったが、若駒Sで立て直すと一気に持っていた才能が開花した。この時期にこれだけ成長できる馬は強い。この馬の不安はこれまで33秒台のような速い上がりを使ったことが無いことだろうが、今の馬体ならそれも杞憂に終わりそう。本来の先行策をすればスローでも時計勝負でも対応できるはずだ。

ダノンキングリーは距離に不安がある以上、共同通信杯のようなスローの上がり勝負になることを期待するしかないだろう。内有利の今の馬場でスローであればこの馬の速い脚は役に立つからだ。ただペースが緩まず時計が速くなると掲示板も厳しくなる可能性もある。他は馬場を考えれば逃げるリオンリオン、内枠を引いたロジャーバローズ辺りにスローペースの展開で3着の可能性があるかどうか。配当的な話をすると上位2頭の馬連で10倍近くあった皐月賞と違って馬券はかなり厳しいかな。

◎6番サートゥルナーリア
〇13番ヴェロックス
△7番ダノンキングリー
☆15番リオンリオン
☆1番ロジャーバローズ





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