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【東京9R】青竜S
◎1.デアフルーグ
○7.カフェクラウン
注8.メイクハッピー
△11.デュープロセス

 デアフルーグもカフェクラウンも、力の違いを見せつける内容が続いており、ここもまずはこの2頭の争いだろう。デアフルーグはマイルが初だが、パイクーニャンの仔はマイル近辺なら走れるし、デアフルーグの体型としても距離短縮は全く問題ない。カフェクラウンは時計をあまり更新できていないが、この東京開催でも1週目だけは時計が掛かっていたダートだったし、そもそも前走はほとんど追ってもいない。エーピーインディの血統は早熟の気もあるが、好走が続いている今なら良いだろう。見直したい馬としてはメイクハッピー。新馬戦とカトレア賞の内容を思えば、前走は明らかに力を出していない。冬場の重い馬場ではなく、今の軽い馬場でなら注意したい。あとは主に1400m組の指数が高く出ているが、控えても競馬ができたデュープロセスは延長でも対応できそうか。前走自体は展開に恵まれたのは間違いないが、同じメンバーが展開を作りそうなのだから、また嵌る可能性はあるだろう。


【東京10R】プリンシパルS
◎11.シークレットラン
○10.アトミックフォース
▲8.マイネルサーパス
△12.ルヴォルグ

 中止になって一週延びたが、ほとんどが再度登録、ということで先週の予想を踏襲していいと思う。それでも、土曜の時計の速さからは、やはりスピードを示している馬を取り上げておく他ない。履歴の中にレコード勝ちがあるのがシークレットランとマイネルサーパス。前走が好時計のアトミックフォース。この辺りがまずは有力だろう。ルヴォルグは時計が速かった東スポ2歳で出遅れが響いたとはいえ反応できず、現状は素質頼みとしか言えない。


【東京11R】ヴィクトリアマイル
◎11.アエロリット
○9.プリモシーン
▲2.レッドオルガ
注6.ラッキーライラック
△1.アマルフィコースト
△7.ミッキーチャーム

 このメンバーなら明らかに格上と言えるのがアエロリット。コース適性、時計性能とも申し分なし。京都は合わない馬だし、ペガサスワールドカップターフは距離も長いし、馬場も悪過ぎた。ここ2走は度外視できる。仕上がりさえまともなら勝ち負けは必至のはずだ。
 とにかく時計が速い馬場なので、単純に持ち時計から31秒台で勝てているプリモシーンが相手筆頭。31秒台には達せていないが、レッドオルガの2走前は時計優秀。前走はスローで外回しの分。相変わらず変な所で詰まるというかモタモタする鞍上なのは気がかりだが、血統的にもコース適性は高いはず。チャンスのある一頭だと思う。
 ラッキーライラックは時計を更新できていない点はマイナス。古馬になって胴が伸びて来た印象もあり、今となってはマイルは距離不足の可能性もある。揉まれて甘くなることは前走で再確認できただろう。スムーズな競馬が出来たうえで、時計も更新できれば。揉まれて弱いということなら、ミッキーチャームも同じ。外から被されない形で直線に向ければいいが、そうでないと甘くなる。また、中山牝馬Sでの止まりっぷりからは輸送に弱い可能性も捨てきれない。
 高速馬場だった過去のヴィクトリアマイルで好走しているタイプをザックリと言うなら、スピード競馬の履歴が近走にあったこと。そういう意味では、レッツゴードンキが該当するのだが、さすがに3度走って全てダメというのは、適性が無いと言うしかないだろう。もう一頭、アマルフィコーストが1200m〜1400mを主に走ってきて、スピード対応は可能だと思う。ただ、ダイワメジャー産駒らしいというか、末はあまり使えない。スローでは上がり負けは必然だろうし、この枠なら逃げるのも選択肢の一つのはず。どういうペースを作っていくのかは鞍上の腕と陣営の作戦次第か。





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