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【東京2R】
◎15.キャノピーウォーク
△14.ラッキーホームラン

 ダート歴のある馬が、とにかくスピードが無さ過ぎる。土曜もかなり速い馬場だったが、雹が降ったことでさらに高速化するのは避けられないだろう。さすがにこのメンバーでは初ダート組に注目するしかないが、キャノピーウォーク以外はみな小柄で非力、スピード疑問の内容。休み明けになるラッキーホームランに変わる余地があるかどうかぐらい。


【東京5R】
◎5.スイープセレリタス
○1.スマイルスター
注2.スペキュラース
△8.グランソヴァール

 切れる脚のあるスイープセレリタスが、さすがに相手も相当弱化で順番か。スマイルスターは未勝利をダートで勝ったが、芝馬だろう。外差し決着だった前走も内で食い下がっていたし、持続力で勝負できるはず。スペキュラースはいい加減逃げてくれないだろうか。これだけ差す競馬を試みてジリ脚という同じ負け方を、一体何回繰り返すつもりなのか。以前は良かったデキも徐々に落ちて来た。1200mは短い。距離延長になるのはいいはず。スペキュラースが行かないのならグランソヴァールの楽逃げもある。前残り注意。


【東京11R】NHKマイルC
◎17.アドマイヤマーズ
○7.グランアレグリア
▲13.ファンタジスト
注10.カテドラル
△15.ヴィッテルスバッハ
☆3.ダノンチェイサー

 土曜の雹+雨で馬場が変わる可能性を探ってみたい。集中的とはいえかなりの雨量だった。明日は晴れる予報だが、それまでの高速馬場とまではいかないのでは。ある程度常識的な範囲の時計で収まるのなら、アドマイヤマーズで十分勝てる。朝日杯も雨含みで少し重くなった馬場だったし、ここ2戦からも高速決着だと時計限界がある様子。マーズにとっては恵みの雹といったところなのでは。グランアレグリアはアドマイヤマーズとは逆で、高速決着は望むところ。むしろ馬場が重かった朝日杯で止まっているように、時計が掛かるのは歓迎ではない。とにかく馬場が回復してくれることを願う立場。また、もう一つの懸念材料として、結局のところスローでしか走っていないということが言える。今回はさすがに行ける馬も多く、これまでのように楽に2〜3番手の外から揉まれずに、というわけにはいかないと思う。それでもスピードで制することができるかどうか。
 皐月賞組から距離短縮が良さそうなのがファンタジスト。2歳時は1400mくらいがベストという印象だったが、今ならマイルは大丈夫。短距離馬としては世代の中でも良い馬。カテドラルは距離はマイルくらいが良い。前走は出遅れた上に進路もなくて絶望的な位置から追い込んできた。本来は位置も取れる馬だし、もう少し立回りはどうにかなるはずだ。土曜までの傾向からはヴィッテルスバッハが穴か。とにかく体のキレが必要で、それに当て嵌る。NZTは展開が向かなかった。腰が甘過ぎるので出遅れは覚悟だが、末は堅実のはず。後は関東では見たことのないダノンチェイサーがどれ程の馬か。きさらぎ賞の指数では全く足りず、相当な上積みが必要になるが。





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