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★本日のメイン



新潟11R

邁進特別

◎5.ライオンボス

◎8.エトワールプリエ

▲16.ポップシンガー

▲15.ナンクルナイサー

△13.サラドリーム



ホウオウスクラムがまた直線1000mに登場して人気しています。

この馬がコケた1000万下クラスのハンデ戦と言えば、4走前の飛翼特別を思い出す所。3歳でハンデ55kgを背負っての4着完敗でした。

この馬は単純なスピード性能がそこまで高くなくて、当時のメンバーでも持ち時計で劣る馬でした。

そもそも1000万下クラスの直線1000mにて、ハンデを背負う立場で勝とうとするのならば、単純なスピード持久力の高さの根拠として、54秒2〜5ぐらいの持ち時計が必須。

関東馬のほとんど、いやほぼ全ての馬に持ち上がるのが、この時計問題。

トモが薄く小ぶりの馬が多い関東馬は、どうしても「時計の速い直線1000m」で関西馬相手に競り勝てません。

重賞を勝てたラインミーティアも、関西の有力どころを向こうに回して馬体で見劣りしないようになったのが6歳ぐらい。鍛錬を長く積まないとガッチリしてこないんです。



ホウオウスクラムとジュリーハーツ筆頭に、今回も相当怪しいメンバーが揃いました。

人気はどれも直線1000mで複数回連対している馬ですが、その持ち時計はみな55秒前後で留まっています。どれもキャラとしては500万を勝つのがやっとのレベル。

今回の条件は軽量が露骨に結果に影響するハンデ戦ですし、この相手関係なら、期待したいのは直線1000m初挑戦の馬の方。



一番の期待はライオンボス。

近2走大敗ですが、どちらも揉まれて気を抜いたものですし、太めもありました。パワー十分で体格が良い強みは、420kg台の馬ばかりのメンバーでかなり映えます。かなりスピードセンスがある馬だと思っているのですが…。牡馬で53kgなら。

その他、エトワールプリエ、ナンクルナイサーなど、ダート短距離を逃げて強い馬で斤量がたまたま今回軽い馬を評価します。

シゲルベンガルトラも、直線競馬は良さそうですが、おそらく相手関係的に差す競馬をするはず。そうなると55kgはちょっと重たいかと…。



京都11R

京都新聞杯

◎13.ヒーリングマインド

○7.タガノディアマンテ

▲5.ナイママ

△1.オールイズウェル

△8.ハバナウインド

△6.サトノソロモン



一般的な消去法にかけると、ほぼ全馬消えてしまうのが今年のメンバー。

例年であれば

・前走500kg以上の巨体馬が用なし

・前走500万2着以下&前走未勝利戦の馬は全滅

という強力な消し要素もありますし、

また基本的にサンデーサイレンス系の仔が断然で、別系統の仔では時計勝負に対応できる可能性がグンと低くなる条件です。

しかし、唯一残る力量上位タガノディアマンテも、重賞で毎回人気を裏切るオルフェーヴル産駒で、松山弘平騎手では不安だらけ。

ボーダーを例年よりも下げて考えなければいけない場面でしょう。



期待は2連勝で臨んできているヒーリングマインド。

今シーズン未だに3歳芝クラシック戦線に有力馬を送り込めていない松田国英厩舎。

厩舎の鍛え方からしてパワータイプに寄っている可能性はありますが、一応2戦続けて上がり最速を記録していますし、今年のメンバーならスタミナの保証があることが大きなアドバンテージかと。

例年何かしらが思いっきり飛ばして縦長になるレースですし、差し馬目線からしても、それほど仕掛けは難しくありません。

メンバーレベルが低いだけに、展開は荒れると読みます。

大穴はナイママ。

南関東でも底辺レベルの成績しか挙げられない河津裕昭厩舎から、関東の中堅武藤善則厩舎に移り、今回が2戦目。

ローテーションとしてはまともなステップを踏んではいましたが、しっかりした実のある追い切りをしたのは事実上、前走が初めて。

骨っぽいメンバー相手に戦った履歴を比べるなら、このメンバーで十分足ります。柴田大知騎手であっても、ここまで人気が落ちるなら。

その他、京都2200mの実績がずば抜けて良い藤岡祐介騎手と岩田康誠騎手は、今年のメンバーなら必ず押さえるべき。

オールイズウェルは力不足ですがここ2走不利の履歴、ハバナウインドは若葉Sが能力足らずの内容ですが貴重な2勝馬。



ブレイキングドーンはホープフルSを勝負しに行って仕上げて、明らかにおかしくなったクチだと思います。追い切りの動きが緩慢なままです。



東京11R

プリンシパルS

◎14.ヒシゲッコウ

○6.シークレットラン

△5.ルヴォルグ

△11.エングレーバー

△12.マイネルサーパス



ノーザンファーム生産馬+外国人騎手が強力すぎる条件。

ヒシゲッコウは非常にセンスの良い馬でしたし、ここは傾向に従います。

当然履歴不足でちょっと甘い所はあるのでしょうが、外厩仕上げの一発勝負で賭けに来たうえで絶賛売り出し中の外国人騎手が騎乗しますから。

ルヴォルグは少し底に当たったっぽい内容なのに過剰人気し過ぎ。

シークレットランは、事実上の鞍上強化となるかも知れません。これまで見せていたズブさがウソのような軽い反応をするかも。









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