出 馬 表へ戻る



【東京10R】メトロポリタンS
◎3.グローブシアター
○10.パリンジェネシス
▲1.アイスバブル
△2.ソールインパクト
△4.ブレスジャーニー

 グローブシアターのような箱の小さい馬にダイヤモンドSはあまりに合わない条件だった。兄弟と比べるとスピードは物足りないが、この位の距離なら。パリンジェネシスは昨年の青嵐賞で2.22.9という高速決着で同着の1着。速い馬場に対応できることを示せているのは大きい。パリンジェネシス同様、極端に速い上がりは苦手だが、持続力の高さが売りなのがアイスバブル。共に鞍上弱化なのは気がかりだが、示している内容は合っているはず。ノーブルマーズは昨年2着し、目黒記念、宝塚記念と好走したが、当時は明らかに絶好調期間だった。しかし、夏を挟んでからはすっかり落ちてしまい、立て直せている印象がない。


【東京11R】プリンシパルS
◎12.マイネルサーパス
○6.シークレットラン
▲3.アトミックフォース
注5.ルヴォルグ
△2.ザダル
△10.レターオンザサンド

 過去歴の中でも対戦経験のある馬が多いが、着順が毎度違ったりしていて、ちょっとしたことで順番なんて変わってしまうくらい、そして指数通り接戦・混戦だと思う。まず、前走同コースで快勝しているアトミックフォースに目が行くが、それより前までは速い時計も上がりにも全く対応できなかった馬。いきなり別馬のようなパフォーマンスには驚かされたが、同時に、前走が本物なのかどうかも半信半疑。冬場の硬い馬場とは今はまた違うので、時計評価はしつつも中心視はしたくない。
 もう一頭速い時計を持っている馬としてマイネルサーパス。きんもくせい特別で追い込みを決めたことで勘違いしたのか、朝日杯では抑えているうちに後方へ。全くレースの流れに乗れていなかった。マイルも短かったかもしれない。東京の上がり勝負での勝利もあるし、2000mなら巻き返しはあっていい。
 葉牡丹賞レコード勝ちのシークレットランも見直したい一頭。このレコード勝ちはペースではなく馬場が速かったためで、それに対応できている。スプリングSは結果的にはマイラーのレースだった。中距離馬のこの馬には流れがあっていなかったようだ。東京で上がりが速くなること自体は不安点だが、今回は流していきそうな馬もいるし、上手くかみ合う可能性はある。
 ルヴォルグは体は良いのだが、まだ幼さが残っており、素質を持て余しているのが現状。スローで時計も遅ければ脚を使えるが、時計勝負となった東京スポーツ杯2歳Sは出遅れもあったがサッパリだったことを思えば、今の速い馬場が合っているとは思っていない。
 ザダルとレターオンザサンドは500万下で1、2着した間柄。力関係はほぼ同じ。東京で新味を見せられれば。




出 馬 表へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||