出 馬 表へ戻る



【中山2R】
◎9.レイナプルーマ
○1.スマートエリス

 スマートエリスは終いの甘いタイプだが、積極的に乗ってくれる鞍上だし、前走はスローとはいえ出脚の良さは窺えた。選択肢の一つとして良いと思うが、期待したいのはレイナプルーマ。スピードは見せているが、どうも距離が長そうな近走。短縮に加え、血統柄ダート替わりもプラスに出そう。


【中山11R】皐月賞
◎12.サートゥルナーリア
○7.ヴェロックス
▲1.アドマイヤマーズ
注8.ニシノデイジー
△4.ダノンキングリー

 アーモンドアイに続きグランアレグリアもかつてないローテで桜花賞を制した。GTですら長く間隔が開くことを理由に嫌う時代ではなくなったのだろう。一昨年はレイデオロがホープフルSから直行で挑み5着に敗れたが、脚元に不安が出て調整が遅れたためだったし、それが馬体にも甘い仕上げとして表れていた。早々に直行を表明したサートゥルナーリアに現状不安はなく、予定された直行ならばきちんと仕上げてくるだろう。全体の層が薄い芝牡馬路線というのもサートゥルナーリアにとっては救い。ただ、隙がないとは思っていない。事実、ここまで経験しているレースのレベルは決して高くないし、スロー瞬発力勝負ばかり。履歴からはスタミナ戦になった時にどうか、というクエスチョンは残っている。そうなった場合に逆転もありえるのはヴェロックスだろう。野路菊S、東京スポーツ杯2歳Sと溜める競馬で上がり負けを繰り返していた2歳時だったが、若駒S、若葉Sは自ら動いてロングスパート戦に持ち込み完勝。川田騎手と非常に手が合っている印象。サートゥルナーリアとは逆のベクトルの馬だからこそ、乗り方次第でチャンスがあるはずだ。

 ニシノデイジーはホープフルSは詰まったし、弥生賞は馬場に泣いた。ともにやや鞍上に積極性が欠けていた印象は強いが、それなりに力は示している内容は続けていると思う。土曜にようやく今年初勝利を挙げるくらいスランプに陥っていた鞍上に不安は残るが、土曜の芝レースでは4鞍全て父ノーザンダンサー系の馬が勝利。特にハービンジャーは先週から好走が続いており、今の馬場に合っている血統と言えるだろう。
 年明けで高い指数が出たレースとして共同通信杯があるが、アドマイヤマーズもダノンキングリーもマイル寄りの馬。ただ、逆に言えば、スピード性能でなら全く引けを取らない2頭だし、スピードが求められる馬場の皐月賞ならマイラーでも勝ち負け可能。共同通信杯では逃げる形で目標にされてしまったアドマイヤマーズだが、今回は他に行きそうな馬もいる。スムーズに立ち回れれば面白い。





出 馬 表へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定||