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★本日のメイン



中京11R

小牧特別

◎1.ウインガナドル

◎12.アロハリリー

▲7.スヴァルナ

△10.コーカス

△11.アーデルワイゼ



そろそろ煮詰まったメンバーになってきましたし、1000万下クラス頭打ちの馬がこの条件を得てグッと変わる…ということもなさそうな気配に思えます。

ウインガナドル、アロハリリーは、それぞれ脚部不安で1年ぶり・前回原因不明の直前取り消し明けという、何とも手を出しにくい場面なのですが…。

全く問題なく無事に出走できるのであれば、確かにこのクラスはすぐ突破できる器ですよね。力は抜けていると感じるだけに、パドックをちゃんと確認したい場面です。

2頭ともダメだった時にフォローしたいのは、鉄砲実績豊富で中京コースは馬自身も大崩れしておらず、また池江泰寿厩舎だからこその保証もあるスヴァルナ。ブリンカー装着は要注意でしょうね。



阪神11R

阪神大賞典

◎11.コルコバード

○2.リッジマン

▲10.シャケトラ

△6.ソールインパクト

△7.カフジプリンス

△3.ケントオー



ちょっと信じられないメンバー構成となりました。

例年の阪神大賞典は、4歳5歳の若い馬が圧倒的に有利。そもそもの出走比率が多い方とは言え、ほとんど上がり目の薄い高齢馬に席を譲ることがなく、初めての条件でもキチンと対応していて、複勝占有率が過去10年で75%を超えるほど。IDMを信じるなら若い馬。

しかし今年は、出走全馬が6歳以上ということになりました。

「年の功がある程度通用するのがステイヤー条件」とは言われているものの、菊花賞&阪神大賞典&天皇賞春を若いうちに出走していて、一定の好走経験がある資質を見せていないと、阪神大賞典を高齢になってから好走するのは難しいのです。

今年は中距離での格勝負とはならず、ステイヤー性能比べとなるのでは?



また、ヴォージュは今回も飛ばして逃げたいと考えるのでしょうけれども、今回は万葉Sのように低レベル&先行不在のメンバーではありません。

サイモンラムセス、ステイインシアトル、ロードヴァンドールと妙に集まってしまいました。途中で数回は隊列が入れ替わりつつ、勝負所でリッジマンとシャケトラも迫ってくるとあれば、展開もひと悶着あるでしょう。

追い込みに近い差し馬の有利は大きいはず。ステイヤー条件で不利な牝馬ではあるのですが、コルコバードはぜひ狙いたいところ。

愛知杯は6歳にして生涯最高馬体重でしたが、さすがに甘さがあったはず。ここは一叩きしての狙いの鞍と見ました。後肢の捌きのキレは生涯の中で一番良いのでは?

絶対に勝ちに動くシャケトラが、2500mを超えたあたりで大味に脚を使ったツケが来るものと考えているので、ズブズブのヒモ荒れを考慮。

例年堅い配当になりやすい阪神大賞典ですが、過去にないレベルの単勝配当があってもおかしくないかと。



中山11R

スプリングS

◎8.ヒシイグアス

◎15.ロジャーバローズ

▲3.ユニコーンライオン

△13.シークレットラン

△1.ファンタジスト

△4.ニシノカツナリ



今年の3歳牡馬はオープン以上のクラスのレベルが、結構ヤバいことになっていると感じています。

今回は、朝日杯FSの掲示板上位馬のうち、2着4着馬が今回登場しますが、勝ち馬は共同通信杯で500万下条件を勝ったばかりの馬に敗れ、5着馬はその次に500万下条件で3着。6着以下の馬で成績を更新できたのはエメラルファイトの500万下勝ち程度。

また、ホープフルSに出走した馬は、上から下までごっそり次走負けていて、賞金加算をした馬が皆無という体たらく。

さらには、今年の3歳牡馬中距離重賞をざっと並べてみるとわかるのですが、京成杯→きさらぎ賞→共同通信杯→弥生賞とここまで、勝ち負けしている水準の馬がみな500万下1着とどっこいどっこいなのです。弥生賞も酷いレベルでしたが、きさらぎ賞も相当ひどいレベルでした。



すなわち、今年は朝日杯やホープフルSにそもそもの格がなくて、大きなレースで好走できたという完成度のアドバンテージも、成長力もなし。

同時に、2歳時に無理せず年明けまで仕上げるのを遅らせた馬であっても、弥生賞に見るように余裕で通用してしまうということです。2歳時に頑張った馬のレベルが低いわけですから。(本質的にはいろいろありますが、見た目的にそう扱ってもいいということ)



個人的にはクリノガウディーの馬体が物足りず、その実力に懐疑的だったのですが、朝日杯はたまたまいい条件をもらえて好走できたにしても、東京スポーツ杯で超低評価の扱いだった1勝馬に過ぎないとみなせるなら、俄然今回のレースでの穴馬探しにやる気が生まれます。

方針としては、デビュー遅めでレース消化数少なめでもOK。

ざっと履歴を見比べて、重賞1〜4着馬と同レベルの指数を記録している500万下1・2着馬を高く評価するという手で行きます。



ファンタジストの京王杯2歳SがIDM52、

リーガルメインの京成杯5着がIDM52、

コスモカレンドゥラのホープフルSがIDM52、

シークレットランの京成杯4着がIDM52、

タガノディアマンテのきさらぎ賞がIDM53。

この辺りが横並びなのを見ても、高レベル戦などないというのが理解できますね。



これに対して、

ヒシイグアスの若竹賞がIDM51、

ロジャーバローズの福寿草特別がIDM53。

ユニコーンライオンのつばき賞2着がIDM52です。

本来、重賞の方が指数は出やすい構図があり、500万下は相手が弱いこともあってポテンシャルを引き出しにくい傾向があるもの。

しかし500万下で重賞入着級と同水準の競馬を既にできるのであれば、そこからの伸びしろ・能力引き上げの分で逆転が十分可能ということです。ヒシイグアス、ロジャーバローズ、ユニコーンライオン。この3頭には特に期待しています。







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