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中山11R弥生賞◎1ラストドラフト◎2ニシノデイジー△3カントル△5シュヴァルツリーゼ△8ブレイキングドーン・・・クラシックにつながるレースは、やはりノーザンファーム馬から。しかし弥生賞では、サートゥルナーリアやヴェロックスなどの有力馬がいない。よって、「使い分け」で本番への権利を狙うカントルとシュヴァルツリーゼを上位に評価するべきか。しかし、どちらもラストドラフトとニシノデイジーを上回れるとは言い切れず以下のような馬券に...。ラストドラフトは新馬戦以来ずっと在厩。外厩調整がこれだけ広まった中では珍しい存在。同じ馬主、同じ在厩調整馬のシェーングランツがチューリップ賞で敗れたように、やはり2歳冬〜3歳春の期間に外厩に出ないのは心身の両面で不安。それでもレース運びと鞍上からここまでは走れるのではと予想。ニシノデイジーは中間に放牧に出ているので、リフレッシュはできていそう。ここも順当に。相手はノーザンF系のカントルとシュヴァルツリーゼ。時計要せば馬力あるブレイキングドーンの巻き返しも見られる。
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阪神10R武庫川S◎キロハナ…今週水曜の坂路で最もよく見せたのはこの馬。個人的に硬いイメージがあった馬だが、伸びやかで勢いがあり、計測タイム以上に速く走っているように映った。NFしがらき帰りを一度使って順当な良化がうかがえる。
中山9RスピカS◎プロフェット・・・現在のリーディングトレーナー池江師は、先週までに14勝を挙げる好調ぶりで、3着内率は55.1%を記録している。この活躍を支えているのが、ノーザンファームしがらき(滋賀県甲賀市)で調整された馬だ。同牧場と池江厩舎の組み合わせは、今年これまで14回の出走があり、なんと既に6勝。3着内率も64.3%と安定している。二桁の馬体増があっても太目ではなく、馬体に張りがあるケースばかり。この傾向から中山9R・スピカSは、中間にNFしがらきへ放牧に出たプロフェットに注目。近2走は完敗の内容も、昨年は同級で3度の2着があるなど、クラス上位のパフォーマンスは示せている。キロハナ同様、池江厩舎の所属馬は前肢の伸びが良いため、坂路で見栄えするフットワークの馬が多い。水曜日の坂路では、皐月賞馬アルアインには遅れたものの、この馬も目を引く動きを見せていた。4F52秒7は自己ベストタイの時計。放牧によるリフレッシュ効果で、調子の良さが伝わってくる。




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