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阪神10R播磨S◎シヴァージ・・・今週水曜日の栗東で、逍遙馬道を歩く調教ゼッケン908番の馬に目を引かれました。肩まわりの筋肉量は他の馬と一線を画しており、良い馬だなと素直に思った次第です。後に調べてみると、それがシヴァージでした。中間はNFしがらきへ放牧に出ています。前走の1、2着馬が上でもすぐに好走しているように、この馬も地力は十分。勝ち味に薄いところがありますが、今の充実度なら信頼。

中山11RオーシャンS◎ダイメイプリンセス・・・ラブカンプーが目立たないのはいつものことですが、この馬自身も中間の気配は正直覇気を欠きます。季節柄、そして6歳という年齢も影響しているのでしょう。それでいて上位に取ったのは『厩舎力』で大きく取り上げたMデムーロ×森田厩舎の組み合わせのよさから。一方で乗り変わられたラブカンプーは、期待薄なのかもしれません。

阪神11Rチューリップ賞◎ダノンファンタジー・・・前走で負かした馬がクイーンCでも好走と、世代屈指の実力があることは明らか。仕上がりと気性面がどうかでしょう。馬体を見ると冬毛こそ目立つものの、トモの張りは上々。力は出せる状態に映ります。気性面でいうと、この馬はパドック周回中にチャカつくように、牝馬らしく気性の前向きさがパフォーマンスに結びつくタイプ。中間のリフレッシュ放牧は好感で、折り合いさえつけば長期の休み明けを苦にしません。放牧明けのレースは昨年9月の未勝利戦以来ですが、当時は馬体重が18キロ増。放牧に出ることで馬体も充実させています。となると今回は軸馬としては信頼できます。ただし、最内枠に入ったので取りこぼす可能性には一考を要しますが。@阪神JF3着以内A中間はノーザンファームしがらきへ放牧Bその後チューリップ賞に挑んだ馬は、16年からではリスグラシュー、ラッキーライラック、リリーノーブルの3頭です。いずれも阪神JFから馬体重を増やし、チューリップ賞でも好走を見せました。ダノン自身も先の条件に該当。順当に好走できるでしょう。




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