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★本日のメイン
小倉11R
壇ノ浦特別
◎9.エーティーサンダー
○10.バイオスパーク
▲7.アンネリース
▲2.ジェネラルゴジップ
△4.ドリームソルジャー
△5.レオコックブルー
エーティーサンダーは前走比6kg斤量が増え、おまけに明け6歳馬の1番人気ですが、それでも勝負気配は感じるので。
この馬はこれまで小倉芝で7戦3勝2着1回。その他は京都の芝で2着が1度あるのみで、勝ち負けしたほぼ全てが小倉コース。
さらに小倉で負けたのは夏の2回小倉で、相当暑い時は動かないようですね。高速芝も苦手なのかも?履歴を遡ると勝ち負けや連勝したのは全て1〜3月。一番寒いシーズンでこそ輝くタイプです。
そして履歴を見直すと、休み明けは全く走らず、叩き2〜3戦目が一番動いています。放牧先のグリーンF甲南から帰ってきて初戦はガス抜き、勝負は叩き2戦目以降、その後4戦ぐらい使って上がり目がなくなれば放牧に出す、というローテーションを半年ごとに繰り返すタイプです。
なので今回は、過去3年間同じパターンで勝ち負けしてきた通りの勝負パターンだということでしょう。G2格上挑戦である程度走ってしまったことで、人気バレしていいますが、それもまあ1月からかなり体が動く証拠だと考えてポジティブに捉えましょう。
ちなみに壇之浦特別は、9番枠がこれまで3連勝・4年前も2着しています。
相手は活きの良い4歳馬か、小倉はいいだろうと思える差し馬に期待。
マルーンエンブレムは相当小柄な馬というのも小倉だといやな要素ですが、単純にまだ指数が足りていないということがマイナス。今回は減量恩恵もありません。つまり今回は、新馬戦で末脚を鈍らせた54kgを久々に背負うということ。
京都11R
洛陽S
◎6.アドマイヤリアル
○8.グリュイエール
▲3.グァンチャーレ
▲10.カツジ
上位人気馬はそれなりに強そうですが、見直したいのがアドマイヤリアル。
この馬は四肢の繋が長めで捌きが大きく、いかにもバネはありそうなのですが、ゆっくり始動しないと脚を使えないタイプ。
ポンと行けた3走前新潟日報賞をいいタイムで押し切れたので勘違いされたっぽいのですが、先行する基礎はあるものの、速いペースで凌ぎ合いをするような、細かく脚を使える馬ではありません。新馬戦はダート1800m先行勝ちですし、その他はマイル2勝馬です。
オープンに上がっての信越Sは先行勢総崩れの相当厳しいラップでしたし、前回のオーロカップも、信越Sの先行上位馬が出揃って追い込み馬同士の決着でした。おまけに坂下はミスターメロディに被されちょっと詰まりましたね。前脚を開いて雑に走る馬なので、いかにもリズムを崩した格好になっています。
アイトーンとツーエムマイスターがまた登場していてペースが謎ですが…2頭ともに無理した逃げが続いてお疲れモードのようにも感じるので。
立て直して好タイム連発している今回は、条件好転でもありますし注目したいです。
東京11R
クイーンC
◎9.クロノジェネシス
○6.ビーチサンバ
▲2.レッドベルディエス
△1.マドラスチェック
△4.ジョディー
土曜日の東京競馬場は、開催そのものが心配される事態となりました。
ダートに凍結防止剤を撒いていないのが正直意外ですが、週中はそこまで降っていないようですし、暖かい日が続いていたようです。
この週末に限って急に気温が下がったもので、路盤凍結もその時あるかどうかだけ。あくまで当日の雪予報を気にすべき状況で、急激な馬場悪化はないと思った方がいいでしょう。
仮に雪が当日パラパラと降るにしても、開催を強行できたとしたら、馬場は先週と変わりなし。先週の馬場を引き継いだスピード必須の内伸び馬場だということです。
さて、クイーンカップ。
今回の出走メンバーは、地方馬アークヴィグラスを除いて皆放牧帰り。
これは、放牧仕上げの優秀さを競う場面と考えてもいいのでは?
レース展開の妙もありますが、結局はノーザンF天栄・しがらき帰りの馬から考えるべきなのかと思います。
まず阪神JFでいい競馬をしていたクロノジェネシスとビーチサンバ。中間の動き悪いのかなと思いきや、全くそんなことはありません。問題なしです。それならまず素直に評価すべき。
他の1勝馬からは、真っ先にレッドベルディエスを。勝った日はジャパンカップ開催週の土曜日。あれだけの高速馬場状況だった時に、馬群の外を回って差したのは単純に偉いと考えて良さそうです。
そして、2勝馬だというのに人気が低すぎるジョディーは押さえます。マドラスチェックは追い切りだけでも非常に評判がいい様子。これも当日注意。
ミリオンドリームズはどういう立ち位置でしょうか?まさか人気2頭相手に勝ちに動く立場?もしガチンコに行くなら、4着以下に落ちやすくなると思います。
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